バスフィッシングに用いられるライン(釣り糸)は、各メーカーから数多くの種類が販売されていて、何がいいか初心者には悩みどころでしょう。
まずラインの種類から見てみましょう。ラインは、大きく3つに分類され、「ナイロンライン」、「フロロライン」、「PEライン」とに 分けられます。
初心者にお勧めなのは「ナイロンライン」。しなやかでライントラブルも起こりにくいのが特徴で、他のラインに比べて安価なものがほとんどです。また、水になじみやすい素材のため、色々なルアーに適しています。
ナイロンラインの欠点としては、約20~40%の伸び率なため、感度が鈍くなります。ただ、初心者のうちは細かいアタリに気づかない事が多いです。悪い意味ではなく、私もそうだったんですが、まだバスを釣ったことがないのでアタリ自体がどういうものが知らないからです。もちろんタックルの性能によるものもありますが、違和感のようなものがアタリの場合があるので、それは経験を重ねるしかありません。それよりは、ガンガン投げて巻いて積極的に喰ってくるバスを狙ったほうが上達も早いです。
もうひとつの欠点としては、吸水性が高いことと紫外線に弱いため劣化が早いという点です。手で触ってみてざらついている分はカットして、全体的に短くなったらラインそのものを交換しましょう。あくまでラインは消耗品です。もったいないからといってそのままにしておくと、せっかく大物がかかってもラインブレイク(糸が切れちゃうことね)という悲しい結末になるので、それだけは避けましょう