ルアーこそ初心者にとっては悩みの種でしょう。ショップに行っても種類がありすぎて何を選べばいいのかさっぱりわからないでしょう。1つ買っても1,000円前後するのでいきなり何個も買うのは躊躇しますよね。
まずは種類の解説からしていきます。
ルアーは大きく分けると、「ハードルアー」と「ソフトルアー」の2種類になります。字のままで、材質が硬いものが「ハードルアー」、材質がやわらかいものを「ソフトルアー」と言います。
ではどちらのルアーのほうがいいのか?
1つだけ買うとしたら、「ソフトルアー」をお勧めします。
さらにお勧めするのは「イモグラブ」と呼ばれる芋虫みたいなルアー。これをシンカー(重り)をつけないノーシンカーリグで扱います。ノーシンカーをお勧めする理由は、ルアーとフック(針)を買えばいいのでシンカー(重り)を買う必要がないこと。また、仕掛けがシンプルなので初心者でも扱いやすく、バスが喰いついた時も抵抗が少ないので釣りやすいと言われています。
まだメリットはあります。見た目も生き餌に近いのでバスにも見破られにくい(と思う)ので、特殊なアクションは必要ありません。私もよく使いますが、よくあるヒットパターンがあります。方法は着水後ほったらかしにします(リールのベイルは戻しておいてください)。当然、ルアーは底まで沈んでいきます。ラインがピンと張ったまま、一緒に沈んでいるのがわかります。この時、バスは様子を見ているようです。そしてピンと張っていたラインがたるみます。これが底に着いた合図です。その瞬間!そのたるんだラインがまたピンと張った状態になります。
これがヒットした瞬間です。一気にロッドを立てて合わせてください。これであなたも初めてのバスをゲットできます。
楽しそうですよね(笑)。
もっと簡単な方法も教えましょう。ノーシンカーリグをキャストして、着水したらすぐロッドは立てたまま、リールをゆっくり巻いてください。するとルアーは水面をユラユラ泳いできます。ロッドをチョンチョンしたりリールの巻くスピードも変える必要はありません。一定の速度でそのまま巻いてください。それだけです。これは夏の朝早い時間帯はかなり有効です。夏は虫が多いですよね。当然水面に落ちる虫も多いです。バスをそれを待っています。この方法の良い点は初心者でも釣りやすい点です。それは、バスが喰いついた瞬間が目で確認できることです(水面がモワっとしたり、いきなりバシャッと水面に水しぶきがあがったりします)。あと、焦って合わせなくても大丈夫です。喰った瞬間だとまだ浅い状態なので、「何?何?」とビックリして、バスの重みが伝わって来たところで合わせるのがちょうどいいタイミングです。