ジャズ・メッセンジャーズを率いて初来日の後、日本に空前のファンキーブームをもたらしたアート・ブレイキー(ds)の大ヒット作です。
ホレス・シルヴァー(p)は脱退してしまい双頭体制は崩れましたが、リー・モーガン(tp)やベニー・ゴルソン(ts)らメンバー全員が渾然一体となって怒濤の寄り身で迫ってきます。でもやっぱり一番スゴいのはアート本人の野性味溢れるドラムとリーダーシップじゃないでしょうか。
リーダーシップと言えば、メッセンジャーズの門下生はあまりにも多く、ここでは紹介しきれません。そういった点でも、この人がジャズ史上に残した功績はあまりにも大きいですね。
2002/07/07