では、実際に写真で見ながら145Qの特徴的な外観について説明して見ましょう。

 説明の前に:このアルファロメオ145Qは96年モデルのため、97年モデルとは多少の相違があります。

145 Front  145Qの正面です。
 まず目を引くのは三角形のシルバーのグリルですね。アルファロメオの特徴ともいいましょうか。伝統的に三角形のグリルがアルファロメオのグリルに据えられています。
 グリルの黒い部分は肉抜きがされていません。恐らくここに穴があいているとモロにエンジンルームで空気が暴れるためでしょう。
 他にはくちばしのように尖ったボンネットフードが目を引きます。
 乗っているとそうでもないですが、同じ145に後ろにつけられるとにらまれているようで、かなり圧迫感があります。
 (実際、全くあおってもいないのに何回も道を譲られたことがあります。(汗))  この写真ではちょっと見えにくいですが、ヘッドライトの前にヘッドライトウオッシャーがついています。あまり役にたったことはありません。
 黒いバンパーの下の赤いバンパー部にはフォグランプが標準装備されています。


145 Front 2  145Qを斜め前上から見たものです。かなりにらみの効いた顔をしていますね。
 上から見るとコークボトルと呼ばれるカタチをしています。すなわち、フロントフェンダー部でグッとふくらみ、ドアヒンジ辺りへかけてなめらかにくびらせて、その後リアへ向けてゆっくりとふくらませていく。という形をしています。
 そのため、前から見るとかなり大きなサイズのクルマの様な感覚を持ちます。
 フロントのライトからサイドに伸びているラインはリアのランプまで斜め上を向きながら続いています。
 助手席側のワイパーが下に降りきってないような気がすると思いますが、全ての145がこうなので故障ではないです。
 引っかけてアンテナがちょっと曲がってるんですが、写真では判りませんね。


145 side  サイドに目を向けて見ましょう。ちょっと斜め後ろからの画になってますが、そこはそれというやつです。
 運転席のサイドウィンドウは非常に大きく、側方視界はかなり良好です。
 また、ドアミラーがちょっと下がってついている分、窓もきちんとその部分だけ下げてあるというのも気が効いてます。(そりゃなんか違うぞ?と思った方、気のせいです。)
 Bピラーがやや太いですが、適正ポジションで運転していて特にじゃまに思ったことはありません。
 サイドのウエッジシェイプラインが良いアクセントになっています。
 ちょっとこの写真では見えにくいですが、サイドスカートのリアタイヤ前にこのクルマの名前にもなっている4つ葉のクローバー(クアドリフォリオ)のバッジがはめられています。このバッジは大小あわせて標準で3つついています。。
 自分は3つでは満足できずに、サイドのウインカーの上に三角のクアドリフォリオステッカーを貼っています。ちょっとコルセを意識して。
 (でもステッカー自体は納車記念にアルフィスタの友人にもらったもの。)
 サイドBピラーより後方のCDピラーに挟まれたウィンドウの視界はやや悪いです。ま、あまり気になりませんが。
 ドアミラーの視界もあまり褒められたものではありませんね。車線変更時はいつも必ず目視確認は欠かせません。がばっと後ろ向きます。
 なれれば不自由はありません。


145 reir  最後に後方です。
 リアウィンドウが5角形をしています。特徴的で面白いですが、やや後方視界が狭いですね。
 というのも、サイドからリアにかけてのラインは、キュっとすぼまってるのでその分Dピラーが内側に回り込んでいて窓の幅がも少し欲しいかなというところです。
 とはいえ、困るほど狭くもないので特に不自由はありません。
 リアのランプですが、左右非対称です。形ではなく機能がです。
 まず、ブレーキランプが一番外側、内側にひとつ入って反射板。で、その次にバックランプとバックフォグがあるんですが・・・右がバックフォグだったか、左だったか・・・。すまんす、忘れました。左右一番内側の白っぽいところがどっちかのランプです。
 左側ランプの下に「145」のクロムエンブレムと「クアドリフォリオ」の七宝焼のバッジがついてます。真ん中の丸いのはもちろんアルファロメオのエンブレムです。
 リアのハッチバックは屋根の一部まで回り込んで開きます。何となく雨漏りが心配ですが今のところ一度もありません。
 後方から見るとすごく小さく見えるんだけどなぁ。実際マーチのとなりに並んでも、後ろから見る限り同じ程度の大きさのクルマに見えちゃいます。


 とまあ、外観的特徴はこんなところです。
 さて、次ページではお待ちかね、その走りはいかほどの能力を秘めているのか?をお送りいたします。


| ←戻る |   | ←←「あるふぁろめお」に戻る |   |次ページに進む |
tama-KDM.1997