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ある程度受付した人数がたまったら、飛ぶ前に注意事項などのブリーフィングが行われます。
この時、飛ぶ順番が決められたり、服装の再確認、持ち物がないかどうかなどの確認も一緒に行います。
靴ひもはしっかり結び、シャツの裾はズボンの中に入れておきましょう。
飛ぶ順番は、体重別のグループに分けて飛ぶようです。
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自分の飛ぶグループの順番が近づいたら連絡があります。
いよいよ34mのダイブが始まるのです。
スタッフの方に誘導され、橋の真ん中の「プラットホーム」に向かいます。
もう後戻りは出来ませんが、まだ橋から下見ても余裕があります。
「高いなー」
笑ってられるのも今のうち。
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いよいよ飛びます。
もう一度体重を測定し、プラットホームの中に入って、イスに座ります。
スタッフの方が足首にバンジーコード取り付けの器具を固定してくれます。
下を見ると、やっぱり高い。でも、まだちょっと余裕あります。
バンジーコードは特殊ゴムを寄り合わせて作った太さ5cmくらいのモノですが、これが結構重量があり、脚に取り付けられると、グイグイ引っ張られます。
一応コード取り付け器具には安全のために飛ぶ寸前まで命綱をつけていてくれますが。
ちょっとづつ緊張がピークに向かって駆け上がっていきます。
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飛ぶ前にスタッフの方が飛び方を説明します。
命綱付けているとは言え、ジャンプ台から身を乗り出したり跳ねたりします。
緊張充填率80%
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足首の器具を2名のスタッフで交互に確認し、いよいよジャンプです。
ジャンプ台に立って下を見ると……
激マジでメッチャ怖い〜。
マジ飛ぶの? ここから? 死ぬよ? いやマジで。
もう余裕無し。帰りたい。
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正面を向いて、両腕を左右水平にあげます。
橋のてすり越しから見る高さと同じですが、怖さが桁違いに違います。
つま先はすでに虚空にあり、もう一歩、いや半歩、いや10cmでも前に出れば落下です。
岸の観客に向かって手を振ろう、って言ってくれますが、もう一杯一杯。
膝が細かく震え、全身の毛穴が開き、冷や汗すら乾きます。
気を抜けばその場にへたり込みそうになるのを抑えつつ、
「ぜったい大丈夫だよ」
と某アレのセリフをブツブツと唱えたくなります。っていうか、唱えてました。
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ありがたいことに、カウントダウンが始まります。
「5・4・3・2・1・バンジー!!」
飛び降りるのは自らの意思。スタッフの手助けはありません。
「天○陛下バンザーイ」
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自由落下。重力の束縛からの解放。
その瞬間身体が感じる重力は限りなく0になる。
「無重力 何度も出来る 宙返り」
なんてコト考える余裕などあるわけが無く、激しい勢いで眼前に迫ってくる川面。
頭の中は真っ白になり、死への絶対的な恐怖から思わず声が出る。
※注:素人の宙返りジャンプは危険なので禁止されてます。
っていうか、やろうとも思わないケド。
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落下時間はほんの1秒かそこらだろうか。
すぐに足にくくられたバンジーコードが、抜けかけた魂を現世に引き戻します。
この時シャツの裾をズボンに入れておかないと、お腹丸出しになっちゃいます。
女性の方は気を付けましょう。胸元までめくれます。
バンジーコードの強力な弾力で再びジャンプ台くらいまで引っ張り上げられ、減衰するまで何度か短い自由落下を味あわされます。
脚にコードがある安心感で、この時は落下上昇を楽しめます。
バウンドが止まったら、下で待機しているボートまで綱が延び、救出されてバンジー終了です。
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再び地上に戻りますが、飛ぶよりツライと言われている心臓破りの階段を延々登ります。
飛ぶ方が、ぜったいラクです。
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飛んだ後受付で「認定書」を貰います。
(画像をクリックすると、大きめの認定書の画像になります)
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2度目もやっぱり怖い。
でも、ちょとだけ余裕が出来るので、1回目はジャンプ台から「落下」だったのが、2度目は「ジャンプ」出来ました。
スタッフの方によると、怖くなくなると面白くないそうな。
怖いの振り切って飛ぶのが醍醐味だとか。
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と言うわけで、スタッフの方々も明るくて親切だったし、メチャ怖楽しいバンジー体験でした。
Let's Bungy!
遠からず、また行って飛びたいな。
あの、飛ぶ瞬間の緊張感と、飛んでるときの爽快感がたまらないのデスよ。
思い出すだけで、身体が震えるしネ。
ところで、ここを流れる川は「梵字川(ぼんじ-がわ)」って言うんですが、まさか、「梵字≒バンジー」だからここでやってるん?
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