１９９７年１１月１６日（日曜日）

会社を辞めて自分の貿易会社を始めてから後２ヶ月で丸２年になる。２年前の今頃は、あと退職まで１ヶ月半、後任への引継や取引先への挨拶も始めて、引継書も少しづつ書き始めた頃だったと思う。いずれにせよ独立して自分の貿易会社を始めることは決まっていたのでそのことを考えると楽しくて仕方が無いという感じだったと思う。まだ丸２年も立っていないがもうだいぶ昔だったことの様な気がする。もっとも前の会社を訪問すればまだその会社の社員のような気はするが…。

会社の決算は１月から１２月までだが、もうすぐ第２期目の期末も近づいてきて２期目の決算予測がほぼ立つようになった。第１期よりずっとましだがまだまだ赤字決算であり数字的には全く貧弱なものである。しかしながら試行錯誤の昨年の今頃と比べると、会社の路線や、やるべき事も決まり、今やっていることがある目標に向かって進んでいるという事を実感できる様な状態になってきている。

今年は８月頃改めて西暦２０００年までの事業計画を策定した。中期計画の策定といったところである。事業計画に基づき、第５期までの予想損益計算書と貸借対照表を作成した。この計画に沿って半年から１年くらいの戦略を策定し、数字的な予算もたてて時折チェック・アンド・レビューを行っていくつもりである。こういったことは前の会社でも各部門単位でやっていたことだが、規模が比べものにならない当社の場合でも必要なことである。