6/26/99 留学生のアメリカでの生活事例 ---アメリカ留学生、川又さんの活躍振り--- 気楽にENGLISHも400ページになりました。 今日は了承を貰ったので川又さんのアメリカでの活躍振りを ご紹介したいと思います。留学して春のセメスター(1月から5月) で全科目オールAという快挙で修了しています。 ・以前の会社からも応援を切望されたり ・新しく出来た知人からレストランの開店するのに副社長になって ほしいとか ・日本でNHKテレビ英会話の講師をしていたアメリカ人から日本の 英語を真剣に学びたい人向けの英語学習をサポートする ための協力を依頼されたり、 勉強のかたわら大活躍の様子です。 人のためになれば・・という彼の気持ちが忙しい勉学にも拘わらず 頼まれれば引き受けてしまうのでしょうが、このような依頼が 来ると言うのはひとえに彼の人柄と実力の賜物だと思います。 ------- 今、3つのはなしが持ち上がっています。 1.英語の先生とのホームページの開設。 Ph−1 として、 15分間の電話での英会話授業の提供。 これはこちらから希望者に電話で授業を提供するものです。 Ph−2は、有料オンラインマガジンの提供 Ph−3は、翻訳です。 人の役に立つ立場から考えるとこれが最優先されなければならない のですが、、、もう少し検討してみますが難しそうです。 2.またまたテストテクノロジーセンターからコンサルタントの依頼。 1月に話が出て立ち消えになっていたのですが、プロジェクトに協力して 欲しいと今度は、大親分のSteve から電話がありました。 どうせビザの問題でだめになるだろうなと思っていたら、今回は ハイテック人材派遣会社を介して、H1ビザをサポートするか、または F1ビザのまま学校と交渉して労働許可をもらい、しかも単位も貰える 可能性が高いです。 時給は$40ドル、週20時間ですので、授業に支障をきたすことなく こなせるかな、と考えています。 3.以前サンフランシスコに出張した日本食レストラン。 こちらも、最初は同時通訳と翻訳のお手伝い程度で考えていたので すがオーナーからの強い要望で、H1とグリーンカードの申請もして くれてこれも週に20時間でマネージメントインフォメーションシステム を使ったデータ管理、マネジメントが主な業務でタイトルはバイスプレ ジデントでといっています。 経営、マネジメントインフォメーションシステム、マーケティングといろ いろ勉強になることが多いのは事実です。 これだけ書くと、八方美人のように見えますが、夏休みの間に最終的に どこに重点をおくかじっくり考えたいと思います。 H1ビザ(アメリカ企業の社員として労働が許可され、しかも大学にも フルタイムで勉強できるこのビザは取得できれば最高なのです、 F1ビザ(フルタイムスチューデントビザではせっかく特殊技能を持っていても アルバイトまたはコンサルタントで職を得ることは不可能に近いのです。 じつは、出費を押さえるために、日本の国民健康保険に入っていません しアメリカでも健康保険は非常に高いのでH1で企業のヘルプがないと 学生には厳しいのです。 ふたりともここまで風邪も引かず健康で過ごせていますが、最悪のこと を考えると精神的にきついのです。口には出しませんが、かみさんに申 し訳無くって、、 日本でお金がなくって、怪我しても医者に行けない外国人労働者の人達 の不安な気持ちが少しわかります。 ------- 川又さんからのメールの抜粋でした。 留学生や留学される方の参考になればと掲載しました。