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12/23/98  アメリカのクリスマス       

      テキサスの川又さんからの情報

今日のダラスは雪のちらつく冬日になりました。
明日から26日までの予定でニューヨークに行って来ます、
退職前からかみさんと約束していて無料航空券の予約もうまくできましたので、
NYのクリスマスを楽しんできます。

クリスマスにむけて街は活気にあふれています。
普段は夕方にしまるショッピングセンターもこの時期は夜中まで営業しています。
夜11時ごろ買い物に出かけてもとどこにこんなに人がいたのと言うぐらい子供
から老人までプレゼントの買い物に奔走しています。ダラス地区の郵便局は配達
要員を2000人増員してクリスマスカードの配達におおわらわです。
アメリカのクリスマスで特筆すべきは、なんといってもその飾り付けの華やかさ
です。とりわけこのダラス地区には最近お金持ちになった人達(ニューリッチ)
が多く住んでいるいるので、見栄の張り合いの感が強いそうです。こちらでは家
の中にツリーをかざるばかりでなく、外もたくさんのイルミネーションで飾り付
けます。ニューリッチと呼ばれる人達が住む中、高級住宅街(20以上の地区)
では、さながらディズニーランドのエレクトリカルパレード状態です。
 
ダラスモーニングニュースの週末版には、飾り付けの華やかな地区BEST10
なる観光ガイドまで掲載され、そのなかのBEST6の地区を先日かみさんと見
学してきました。
アメリカの好景気を反映してか、飾りつけは昨年にもまして豪華でした。サンタ
やトナカイ、七人のこびとと白雪姫、果ては庭中にミッキ−マウスを飾り、ディ
ズニー映画をプロジェクターで窓に映している家までありました。
でもなんでミッキ−かなあ???

テレビのニュースで見たのですが、サンタやトナカイの飾りでは満足せず、キリ
ストの生誕の物語を再現するために、庭を改造して本物のラクダとラマと羊を飼
ってしまって動物愛護協会からクレームを受けている人がいるそうです。 
近所の子供達の評判は最高らいしですが、?!?!

いずれにしてもクリスマスはアメリカの人達にとってすべてが”特別”な時期な
んですね。


参考までに、

もしクリスマスカードを出す場合は、
Merry X’masより Happy Holidayを使うことをお勧めします。
世界にはクリスチャン以外の人はたくさんいますし、日本ではあまり知られていませ
んが徹底した無宗教派の人たちもアメリカには大勢存在します。クリスチャンでない
人がカード出す場合にはなおさら注意が必要です。

 



いつも、情報ありがとう。
クリスマスNYで過ごすなんてのはなかなか出来ないことですよ。
幸せ者ですよ、川又君は・・
 
私もクリスマスシーズンにダラス出張中、街ぐるみでイルミネーションを
競っているような光景に何度か出会いました。
 
最近は私の住んでいる町でもかなりきれいなイルミネーションが家々で
生垣や庭木や屋根などに飾られています。特に小さな子供の居る家は。
 
やはり、きれいなものは宗教にかかわり無く楽しめますよね。
これって、
正月は神社(神道)で、クリスマスはクリスマスパーティーで盛り上がり
クリスチャンで、死んだら葬式はお寺(仏教)という日本人独特の宗教観かなー。
 
あるアメリカのご婦人がキリスト教以外の信者を非難していました。
日本に来てすぐだったこともあり、無神論者は最低で軽蔑すべき人達だと
口を尖らせて強調していました。
彼女はそういう人達とは付き合わないらしいです(特有の差別)。
一緒に居た日本に永く在住しているアメリカ人は困った顔をしていました。
 
宗教って我々が考えている以上に恐ろしいものですよね。

では、 Happy Holiday and enjoy Christmas in New York !


 
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