今日のひとくち英会話(2016.7.5)
□ 今日の表現       一ヶ月後にオリンピック/パラリンピックが開催されるリオデジャネイロでの、ストライキの   様子が放映されていました。   どうやら、オリンピックの準備による財政難から、給与が遅配になっている警官や消防士のストライキのようです。   プラカードには、   Welcome to hell!   Police and firemen don't get paid. Whoever comes to Rio de Janeiro will not be safe.   また、次のような、プラカードも・・・   Don't worry, in Rio, only 54 cops killed in 2016. □ 意味   「地獄へようこそ」 「警察や消防士は給与をもらっていません。リオデジャネイロに誰が来ようとも、安全ではありません」   Don't worry, in Rio, only 54 cops killed in 2016.  「心配ご無用、リオでは2016年には警官は54人しか殺されていません。」 □ get paid   お金をもらう、給与をもらう、   □ police    police は、複数形です。s をつけて、polices とすると間違いです。   上のプラカードでも、police and firemen となっていて、fireman(消防士)は、   firemanを複数形にしてfiremenとしていますが、policeは、複数形なので、そのまま使っています。   police が複数形だと分かる例文   Several police are patrolling the neighborhood.   (数人の警官が近所をパトロールしています。)   several(数人の)が、つくと、複数名詞がつづきますが、police は複数名詞なので、   policesとならず、そのままpoliceとなっていますね。   また、policeは、複数名詞なので、be動詞は、are で、単数につく is ではないですよね。 □ copも「警官」ですが、この場合は、複数になると、copsとなります。   プラカードでも cops と書かれています。   policeと違って、copは、口語で使われますが、これを警官を目の前にして使うことはありません。   意味を知っている程度で、使わない方がよい単語です。 □ 常に複数形の単語は、   police の他にも、 cattle (蓄牛)、clergy (聖職者たち)もあります。  □ 余談ですが・・・   *単複同形(単数も複数も同じ)の語には、次のようなものがあります。    carp (鯉)、sheep (羊)、deer (鹿)。Japanese(日本人) もそうでした。   *常に単数扱いの集合名詞は・・・       baggage/luggage (手荷物)、clothing (衣類)、furniture (家具)、    machinery (機械)、equipment (装置)、money (お金)     これらには、a や an がついたり、また、複数形にもなりません。      間違いやすいのでよくTOEIC や英検などで出題されていますが      これらの名詞の多少を表わすには many や few でなく、      much と little が使われるのです。    例、We had little furniture.     (家具はあまりなかった)    では、また。 (^_^)/~

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