外でのお経が終わると皆今度は、近くにあるもう一つの広場に流れ込んだ。大きな旗を中心に輪になり、お米を少し握り、坊さんの掛け声に合わせて「ソーイソソ、ソーイソソ」と言いながら米をまき散らした。豊作のお祈りだそうだ。この広場には建物が二個あり土産を作る作業場と講堂である。豊作の祈りが終わると今度は講堂へ(結構いろいろある)あつまった。講堂のステージには写真が置いてある。ステージに上がると床に手足を付け深々とお辞儀をし、お供えの白いスカーフを供え、お祈りをする。そう、その写真に映る人物こそ、チベッタンの最高権威者であり偉大な活仏、ダライラマ14世である。