2000年3月5日。天候曇天、しかし時折晴れ間、その後雨。気温やや暖かめ。 午前9時30分。もよりディーラーにて、ついに納車とあいなった。 納車の手続きはあっさりと終わり、ものの10分ほどでディーラーを後にした。 天気が悪いので幌を閉めたままの出発だった。 日曜は渋滞やらカーオーディオ取り付けで走り回り、結局初日で100キロほどこなす。 で、この日、驚くべき事態が発生した。 どうも「新型ロードスターに装着可能な他社製のカースピーカーはない」らしいのである。 ケンウッドもソニーもカロッツェリアも、どこも適合表には「×」が書かれている。 デッキの取り付けは問題ないのだが、このスピーカーの取り付けでかなり手間取ってしまった。 結局はディーラーオプションのスピーカーを付けることになったのだが、今後購入する方は気を付けて欲しい。 MDデッキ関係は来週にでも取り付ける予定〜。 さて走行に関する1stインプレッション。 1800ccRSという車種は1800ccシリーズでは一番ホットであるとは、#0でも書いた。 これがどの程度ホットかというと、ちょっと路面の悪い道路では、ずーーーっとゆさゆさ揺れているほど、ホットなモデルである。 足周りがかなり固められている。VSに乗った時は結構柔らかく感じたのだが、やはり専用チューンは伊達ではない。 ハンドルもシャープに切れ込んでいくし、突き上げこそないものの、かなり揺さぶられた。 助手席の乗るヒトは、ちょっち覚悟しておきましょう。 6速マニュアルトランスミッションは忙しいが楽しい。 ミッションが冷えているとちょっと入りにくいけど、暖まればコツコツと気持ち良く入るようになる。 まだ慣らし(クルマ、ヒト含めて)中なので、3000rpm程度で軽く流している程度だが、それでも頻繁にシフトチェンジを強いられる。 これは2000rpm以下だとやはりややトルク不足を感じてしまうためだ。 以前の145と比べる訳ではないが、下のトルクはやはり細いだろう。 エンジンは元気いっぱいこの上ない。 わんぱく坊主なエンジンだ。もっと回そうもっと回そうと言わんばかりに回転が上がってしまう。 抑える方が大変なくらい。 エンジン音はあえて消音するというより、開き直っていると言う感じだろうか。しかし悪い音ではない。 バラララララと乾いた感じの音がする。 メカニカルノイズがいい雰囲気を作り出す。 早く上まで回してあげたくなるエンジンである。 脚は前述したとおり、かなり固い。 例えば、同じ凸段差を通過したとすると、ファミリーカーなら跳ねて収束までに1.5回くらいバウンドするだろうか。 しかし、RSはほとんどバウンドしない。その上をそのカタチに素直に通過するだけである。 結構たまらん感じ。 コーナリングでも、わずかなロールをともなう程度でカートに乗っている感じもする。 どうもダンパーの初期応答が強いという感じだろうか。 ゆっくりな入力には割と遵う(ブレーキングなど)のだが、早い入力にはあまり応答しない感じがする。 だからといって、ガチガチって訳でもないので、ダンパーセッティングは奥が深いなぁなどと考えてしまった。 ハンドリング。 素直。以上。これ以上言いようがない。 ただ限界域ではどうなのかなど、そう言うところまで行ってないので、まぁいつか行ったらご報告って感じで。 普通に走る分には非常に素直なハンドリングなので、操るほうも安心感をもてます。 外装、内装。 外装:カッコイイ。内装:狭いけどいい感じ。 人馬一体感 「人馬一体」。これがロードスターのコンセプトらしいんですが、まだまだ馬の方が性能が上なので、一体感どころか馬に乗せて貰ってる状態です。 まぁまだ2日目なので、具体的なところまで見れてないんですが、後悔その他、一切ありません。 そんな感じのクルマです。 とりあえず、chapter 2に向けて、日々慣らし運転する毎日です。 |