ちょっといい感じのクルマたち |
ここはあこがれているクルマや、ちょっといいなと思ってるクルマ、何かの縁で試乗したクルマなどについてたらたらと書いています。 |
ルノーアルピーヌ A110 1300S 20年以上も前にWRC界に登場し、勝利を我がものにしていったクルマ。 あこがれのクルマです。女性的で柔らかな美しいライン。しかし見た目とは裏腹なその戦闘力。 20年以上が経過した今となっても全く古さを感じない究極のデザインだと思います。 リアにエンジンを配し、駆動系はRR。個人的に好きなのは1972年あたりの1300Sが何となく一番好きです。 外観的にはほとんど変わりがないんですが、エンジン形式が変わったり、フレーム形状が変わったり、サスペンション形式が変わったりと年代的に様々なタイプがあります。 WRCに使用されたクルマの中にはGr.4などのカテゴリーでものすごいオーバーフェンダーやウイングが付いたものがありますが、どちらかと言えば市販バージョンの方が好きです。 もちろん色もアルピーヌブルーがいいですね。。 車体の大きさも非常にコンパクトで、下手したらマーチよりもコンパクトかも知れない。(この辺詳しい数値が手元にないので主観ですが) いつかこのクルマを手に入れて、モータを搭載しEVカーとして乗ってみたいと思っています。(邪道かな) 車体が軽くてコンパクトなので、そんな道も有りかなと。 |
MG-F VVC 145納車前に色々と試乗廻りして乗ったクルマです。 ミドにエンジンをマウントしMRという形態をとる駆動レイアウト。 このもたらす恩恵は大きく、まずはそのハンドリング。 非常に軽快。フロントに荷重をかけながらハンドルを切っていくと実に素直に鼻先が行きたい方向へと向く。 FFともFRとも違う、身体に感じられるヨーモーメント。 鼻先が軽いというのはこんなに軽快感をもたらすのかと納得。 VVCと言う可変バルブタイミングのエンジンの特性も悪くなく、アクセルレスポンスが機敏でパワーも十分。 オープンカーということでボディ剛性はどうかと思ったが試乗していた中ではミシリとも言わなかった。 足回りにガスショックを用いているのでなんとなくふわふわした感じは否めなかったが、コーナーで粘らないとか言う事はなくロールはそれほど大げさではない。 オープンエアーで気持ち良く乗りたい人には打ってつけ。 座面は低くはないが、適度な高さで運転もしやすい。 おしむらくはエンジン音がいまいち物足りない事と、エンジンのサービス性が悪そうだということか。 あとはセンタコンソールのメータがドライバー側を向いていないことと、クローズ時の機密性がちとイマイチ。 |
フォード エスコート RS WRCカーのベース車両です。 自分3ドアハッチバックが好きなので、自然とWRカーも3ドアのエスコートが好きだったりします。 何回かしか見たことがないんですが、見ためは割と普通です。ファミリアとかパルサーみたいな印象を与えます。 でもやはりWRCの血が流れているのか放つオーラが違います。 97年のWRCでは小ぶりな羽根をつけてますが、市販の方は大型の2段リアウイングをつけています。 なかなかスタイルはいいんですが、残念ながら乗ったことはありません。 いつかぜひ一度乗って見たいですね。 |
クライスラー(ダッヂ)ヴァイパーGTS アメリカンモンスタースポーツカーです。 アメ車の割に曲面で囲まれたデザイン。曲面だけど、いかにも”ヴァイパー”な顔をしてます。 「ヴァイパー」ってのは中央アジア近辺に棲息するどう猛な毒蛇のことで、その毒は強く、噛まれて処置が送れると死に至ります。まむしに近い姿をしていたと記憶してます。 このクルマの「ヴァイパー」はそこまで毒気のある顔をしてませんが、でも確かに毒蛇な顔です。 心臓部は8L、V10、OHVエンジンで軽く400馬力オーバーの怪力を発します。 トルクも大きく簡単にリアタイヤがホイルスピンし、気を抜けば尻を振りながら発進する「スネークダッシュ」をしていくそうです。 2タイプの車種があり、1つは屋根のあるクーペのGTS、オープンのRT10がありますが、個人的にゃGTSが好きです。 なんか日本に正式輸入されるようですが、現地価格でRT10は8万ドルって言ってたけどGTSは日本ではいくらくらいになるんだろう。 スズキのカプチーノが似たような顔をしているので、「こいつでミニヴァイパーつくったろかー」って思ったこともありましたが、やめました。 |
ランチアデルタS4 コンペティッツィオーネ 市販モデルとラリーモデルでここまで全然違うのに「同じクルマだ」と言い張るクルマも珍しい。 コンペティッツィオーネはラリーモデルで実際にWRCで走っていたものです。 これに対し市販モデルはストラダーレと呼ばれています。 ストラダーレもかっこいいんですが、やはりコンペティッツィオーネのカッコ良さにはかないません。 駆動形式はミドにエンジンをレイアウトする4輪駆動。当時のWRCでは4輪駆動でないとすでに戦闘力が追いつかなかったためです。 S4はヘンリー・トイボネンが操ったことで有名です。 非常に操りにくいクルマだとも聞いています。自在に操れたのはトイボネンただひとりとも。 実車は河口湖のアバルト美術館で見ることが出来ます。 番号で言えば038となります。 |
ランチア 037ラリー やはり市販モデルとラリーモデルで全然違うのに「同じクルマだ」と言い張るクルマ。 似てるのは顔だけ。 ランチア最後の後輪駆動のラリーカーです。エンジンはミドにレイアウトされます。 ラリーモデルでは大型のチンスポイラーと壁のようなリアウイングを搭載していました。 全体に平たいイメージがありますが、実車は結構大きいです。 ただし、市販モデルはコンパクトでなかなか勇ましいエンジン音を轟かせます。 これもやはりアバルト美術館で見ることが出来ます。 |
アルファロメオ156 155の後継車である156です。 GAPさんとマルホランドさんのご厚意で試乗させていただくことが出来ました。 外観ははっきり言って好き嫌いが分かれるところ。フロントに大きな縦長の楯を配する姿はジュリアやジュリエッタを彷彿させます。 155のような直線がメインのボディデザインではなく、緩やかな曲線を描いたボディ。 ボディ剛性もしっかりしていて1ランク上のクルマに乗った様な感じです。 エンジンフィールはアクセルがフライ・バイ・ワイヤーなのと、低回転でのトルクが細いこともあって、思ったほどではない。 エンジン音も機密が上がってるのと防音対策が施されて多少回しても充分静か。逆に静かすぎて物足りない。 ハンドリングはやはりアルファらしさを失ってはいない。 アシ周りは堅いがしなやか。待ち乗りでの段差も十分に吸収し、やはり一ランク上のクルマに乗っているようです。 外観デザインは最初は「うっ・・・」と思うかも知れないが、眺めているうちに感想が逆になる。ものすごくカッコ良く感じてくるのだ。 クルマとして正常進化を遂げたアルファロメオ156。既に一部で発売が開始されている。 いいなと思ったら即予約ダ。(無責任モード)。買って損は無いと思う。 |