<観察眼> 女の子を見る基準というのは、なんだろうか。 のっけから誤解されまくりな物言いだけど、最近3DCGやら原型やらをやっているセイで、女の子の見方が変わってしまっている自分に気がついた。 普通、可愛い子を見かけたときなどは、ついつい下心を持ちつつ「可愛いなぁ」と見とれてしまうのが正常な男子のあるべき姿ではないかと思うのでありますが、自分の場合、脳に響く言葉がちょっと違うのである。 まず最初に行う操作が、顔の形状からワイヤフレームを構築してしまうのである。 頬は何本、目の上下で分割、アゴのラインはこの線形状を引っ張って………。 だから、「可愛いから見とれる」ではなく、「観察するために観る」という行為になってしまうのだ。 ある時ふと、「髪の毛は分割はこんなカンジで、透明マップにバンプとトリムでこんなカンジになるかな」って考えていた自分に気がついて愕然となった。 顔を見るときもそんな具合だから、身体も当然「観る」モードになっている。 アタマの中で原型に応用しようというロジックが最初から構築されているわけなのである。 2次元の画像を3次元に拡張する場合、情報の欠損部分を補わなければならない。 むろんその2次元画像が3次元情報に基づくモノであれば、欠損部分は見えない部分のみなので、大きな問題はない。 しかし、例えば自分が今作成している原型などは、2次元の情報しかない。 欠損された情報は、やはり3次元の中で拾ってくるより他はない。 鏡で自分の身体見てもしょうがないので、なんとなく、見てしまうワケなのだ。 そう、仕方なく(<これ大事)。 あと、服装なんかも大事なのである。 雑誌などは結局よそ行きの服でしか無いわけで、普段着はやはり街でリサーチするしかないのである。 だから、別に決していやらしい目で見たわけでなくて、そういう観点で観てしまっていたわけで。 なんか何言っても言い訳にしか聞こえないワケで………。 しかし、まず第一にそういう目で観ている自分てのも、ある意味ショックだな…。 |