2006年7月15日 晴れ、時々曇り、一時雨。 茨城県内には、現在9つの道の駅がある。 うち「さかい」「ごか」「しもつま」「いたこ」「たまつくり」は県内南部にあるので、まずはこの5箇所を探訪してみた。 朝9時半ころに出発。ほんとにやる気があるのか無いのか、良くわからない出発時間です。 朝のうちの天候は良いものの、夕立の可能性を鑑み、また、道の駅を巡るルートをちっとも構築してなかったので、ルート探索をカーナビに任せたお気楽探訪に相成った。 最初に向かったのは、「道の駅 さかい」である。2004年度 関東甲信越版ツーリングマップル(TM)では48-L1にある。 最近の道の駅は入り口に信号機が設けてあるため、施設への出入りが非常に簡便であるのがうれしい。 道の駅さかいの施設建物は、見た目に古風な家屋を演出している。 目の前に利根川の土手があるのだが、川の眺望は考えられていない。 施設には、トイレや道路情報端末のほか、物産館が備えられるという。比較的オーソドックスな作りであった。 リラクリゼーションと言った点では、普通、だが、物産館奥には飲食スペースもあり、比較的落ち着いた雰囲気でもある。 レンタルサイクルなどもあるようで、周囲の散策も出来るとのことだ。 またトイレではツバメが子育ての真っ只中でもあった。 続いて向かうは、「道の駅 ごか」である。 「さかい」と「ごか」はそれほど離れていなく、国道新4号線バイパス沿いにある。直線距離でも5キロと離れていないようだが、道は多少迂回するため、10キロ弱の道のりである。 五霞は最近出来た道の駅のようで、ツーリングマップル(TM)2004関東甲信越版には載っていなかったが、位置は48-K2になる。 新4号バイパスに乗り近くなると案内標識が現れる。施設で入り口には信号機もあるので、出入りも比較的容易だろう。 まぁ、立地上大型車の出入りも多いようだが。 施設は特に見かけ上変わった点はない。実にシンプルなものである。 シンプルゆえに使いやすいのかも知れない。 やはり物産館があり、食事の出来るレストランもある。 施設前の歩道部分は大きくスペースがとられているため、露天が出ても十分な広さがあった。 ちなみに、道の駅さかいから向かうと、一度千葉県に入り、その後埼玉県に入り、そして茨城県に入るという構造になっている。 次に向かったのは、「道の駅 しもつま」である。(TM 57-F5) 国道294号線沿いにある、面構えも立派な建物である。 駐車スペースが微妙にあまり広くないので、週末の時間によっては入れない場合もあるようだ。 やはり、物産館とレストラン、軽食コーナ、が軒を並べる。 ここで昼食となった。 日替わりメニューの「豚角煮定食」がそれである。 食べてから写真撮り忘れたのに気が付いたので、写真は入り口にあった見本だが、出されたものもほぼ同じ感じである。 箸で切れるほど肉が柔らかく、脂身もしつこくなく甘さが口に広がり、また付け合せのソーセージとキャベツのカレー風味もなかなか美味いものだった。 ただ、とろろがちょっとアレだったかな。 休憩エリアなどは、レストランに比べると、少々扱いが…、と言う感じだったが、294号線の特に何もないエリアを走っている途中にあるので、非常に重宝する駅である。 余談だが、下妻市公認キャラクターである「シモンちゃん(オス疑惑あり)」グッズがあるか探してみたが、無かった。 一休み後、「道の駅 いたこ」へ進路をとった。(TM 50-L6) しもつまからいたこまで、快適ルートをナビに聞いたら、125号線を走り土浦市内を抜け、霞ケ浦沿いを南下せよ、とのことだったのでそうした。 霞ケ浦は、CB400SFに乗っていたころ、暇つぶしに何度か一周している湖だが、走ってみるとかなりデカイ。日本2位の面積は伊達ではないようだ。 潮来市内にはいるとVICSが渋滞を知らせた。どうやら鹿島スタジアムでサッカーの試合があるらしく、確かにスタジアムにつながる道はかなり混雑していた。 道の駅いたこも、シャトルバスの発着点になっているほどだった。 道の駅いたこは、国道51号から行く場合、県道101号を経由して入っていくのが行きやすい。 51号からの最短交差点からは入り口が判りにくい。県道101号線は、有料の水郷道路と東関東自動車道に接続するためか立派な道路になっている。51号線水戸方面からだと、101号線には入りやすい。逆からだと微妙にUターン気味になるが、こちらのルートをお勧めする。 いたこは、施設建物自体自体はそれほど大きくはない。 やはり物産館と道路情報、レストラン、みやげ物屋、軽食、などがある。 また、施設建物中央付近は催し物会場になることが多く、今回はポルシェがイロイロ飾ってあった。 飾るのは良いんだけどさ、ただクルマ置いてるだけじゃダメだろう。解説板も何もない。スゲく興味がないので、スルー。 言いたいことはイロイロあるが、最近歳喰って知恵付いてきたので、我慢することを覚えたのだ。 施設裏手には、ハーブ園とパークゴルフ場が広がっている。 足湯もあるようだが、正直、………。 カボチャのジェラートを食ってたら、雨が降り出したので、次に向かうことにした。 本日最後は、「道の駅 たまつくり」となった。(TM 50-G2) 土浦方面、石岡方面、潮来方面、水戸方面からも判りやすく走りやすい道路で行くことが出来る。 ちなみに、国道354号線は、一部区間が非常に悲しい状態になっているので、走る場合は注意してください。 玉造と言えば、玉造タワーである。正式名称は知らない。 ここはトイレ施設と売店施設が道を挟んで別れている。 トイレ等のあるほうには、「水の科学館」という施設があり、入場は600円(大人)だがタワーとの共通券になっている。 水の科学館は30分強ほどで見終わる。見た目に反して規模は大きくないが、内容はそれなりに子どもも遊べる内容になっている。 以前ここで携帯電話を水の中に落としたっけ……。 タワーは地上からエレベータで最上階へ向かう。 最上階の眺めはなかなか壮観だ。 夕方までの営業なので土浦市内などの夜景を楽しむことは出来ないが、視程がよければかなり遠く、潮来方面あたりまで望むことが出来るらしい。今日は見通しが良くなかったので、イマイチだったけど。 下を走る道路などを見て、 「ヒトがごみのようだ」 などとベタな楽しみ方をするのが吉。 帰りに霞ケ浦大橋を通ったけど、無料通行になったんすね。 |