週末は北陸〜信越地方への法要ツーでした。
初日
このツーは基本的に現地集合最終現地解散で集合時間と場所が決まってるだけ。
コースもみなまちまちなので、示し合わさないと道中会う確率は非常に低い。
かく言う自分も、どっか寄り道してっかなぁとソロツーのつもりで出発した。
出発時間は午前6時。富山某所に15〜16時に到着すればよいので、10時間あれば寄り道しながらでも大丈夫だろうと、そこそこ早めに出発したのであります。
出発当時の関東地方は晴天。ここ茨城県南部は雲ひとつ無い天気でした。
今回のコースは、常磐道〜外環〜東北道〜北関東道〜上信越〜北陸のグランドツーリング。
関越を使わないのは、午前7時の渋滞予測が15キロを超えそうだからであります。
が、東北道は外環〜東北道の間で事故渋滞。行楽日和で大型連休、こんなときのクルマで密集する高速道路は最も事故に気を使わねばならんハズなのだが、お約束の如くあちこちでハデに事故を起こしてた。渋滞でのろのろ進んでるのに、どうしたらあんなに派手に潰れるのか……。
事故渋滞の先でもやっぱり事故。事故が事故を呼ぶ典型ですな。東北道入り口でも反対車線で事故。
幸先のよいスタートに自然と運転も慎重になり、快適速度やや低めで東北道を進行。
そのうち風も強く気温も下がり始め、巡航速度もやや低めで北関〜上信越にオンステージ。
あちこちのPAやSAでのんびり休憩しつつ、上信越で給油のために立ち寄ったSAで、今回のツーのメンバーと偶然鉢合わせた。
今回のツーではLINEで情報や居場所をやり取りしつつ走ってたらしい。
ワタクシ、未だガラケーなのでLINEが使えず、よく判りませぬ。
で、LINEでワタクシを捕獲した旨連絡された。
その後は一緒に現地方面へ。
しかし方や1000ccなのでワタクシがリードする形で高速を進行。
ん〜やっぱ600〜800ccくらい欲しいな。アップダウンの激しい高速では400ccだと全然加速しない。
長野の更埴JCTあたりで雨が降り始めたため、次のPAで雨具装着。
その後雨は一旦小康状態になるものの、気温が大幅に低下し始める。
野尻湖から妙高高原あたりで寒さが一旦ピーク。この辺標高なんぼあるんだ?
しかし雨の気配がほとんどなくなってきたので、上越JCT手前で雨具解除。
北陸道に入って再び雨具を装備。
雨風が非常に強く暴風雨状態になってた。
雨宿りしてても止む気配が無いので、突っ切ろうか、と出発したら程無くして天候は回復した。
SAでかかってた天気予報では、この先も雨区間が続く的な内容だったが、見事に外れ。ウェザーニュースにはもう何も期待しない。
建築中の北陸新幹線を横目に、富山近辺は雨の気配もなし。目的地手前のICで降りて温泉で暖まってから現地に到着。
現着は2番手だったものの、先着組みから5分遅れ。その後3番手が5分遅れで到着し、いつも時間にルーズな面子が全員時間内に集合した。奇跡である。
今回のツーもの目的は法要であります。
なのですぐに着替えて法要を済ませ、その後公共交通機関にて富山市内に出て宴会。
久しぶりに喰いすぎて胸焼けしてたし。
今日のメモ:新幹線は「でんしゃのこうそくどうろ」。言いえて妙。幼児の観察眼は時々恐ろしい。
2日目
諏訪方面への移動。
天気は非常によいものの、気温が低めの状態は続いてた。
この日の諏訪へのコースは、奥飛騨経由と決まった。途中温泉による腹積もりであります。
バイク台数は11台、ちょっとしたマスツーでありますな。
時間通りに出発し、山奥へとバイクを走らせる。
奥飛騨までは気温は低いもののドライ路面で快適に走ることが出来た。
高い山には残雪があるものの、路肩には雪は無い。
しかし、奥飛騨温泉を通り過ぎ、更に標高を上げていくと、様子は一変した。
平湯に近づくと路肩に除雪した雪が積もり始め、路面はウェットに。
立ち寄った平湯温泉は、駐車場のあちこちに除雪した雪の山が出来ていた。
日差しで解け始めていたものの、一部路面はシャーベット状の雪が路肩に積もっていた。
聞いた話だと、前日にバイクで来た連中が雪のため置いて撤収せざるを得なかったとか。
別働隊との合流もあったので、「ひらゆの森」で露天に漬かりながらのんびり待つと、程無くして現れた。
ここの湯は湯の花が漂う透明度の高い湯と、青っぽい白さの濁った湯があった。雪を眺めつつ春の日差しの中で入る湯はなんだか不思議な感覚ですな。
平湯からは安房峠道路(有料)を通ってR158で松本方面へ。
上高地に繋がる道路ですが、梓川の渓相がなかなか険しい。
道路も、バスが頻繁に通る割にあまり広いとは言いがたい。
多少混雑しつつも、予想時間通りに松本に降り、長野道で諏訪方面へ。
諏訪の宿にチェックインして、今回の用件2つ目を済ませて夕食へ。
二次会2組、もうぶっ倒れる組に分かれて、ワタクシはぶっ倒れ組みで宿へ戻って、宴会3次会を向かえずに轟沈。
最終日
宿を予定通りに出発。
皆はビーナスラインを走りに行き解散。ワタクシは諏訪湖SAに用事があるので、宿で別れた。ここからは再びソロツーに戻るのであります。
高速に乗る前に給油して諏訪ICから中央道〜諏訪湖SA(下)へ。
目的は、さくら丼。馬刺しのどんぶりですが、馬刺しとご飯をどうマッチさせるのか、それはそれとして美味そうだな、と密かに楽しみにしてたのであります。
現地に着き、まだ午前中なのでガラガラの食堂に向かった。
正直、朝飯を喰いすぎて丼モノなんて食えるだろうか、と思っていたが、結果的に、さくら丼の美味さにその心配は杞憂となった。
さくら丼は桜肉(馬肉)の刺身を使ったどんぶりである。
温かいご飯の上に薬味的にたまねぎが敷き詰められ、その上に馬刺しがびしっと並べられていた。付け合せのリンゴが味に飽きてきた頃のアクセントになります。
馬刺しにはすでにニンニクしょう油ベースのタレが掛けられており、ともすればクセのある馬刺しがほとんどクセも無く、赤み肉の味わいが楽しめる逸品であり、肉も程よく柔らかく、量もそれなりに多く、馬刺しに抵抗がなければお勧めの丼であります。
さくら丼を満喫し、このまま長野道を北上して上信越藤岡方面に分岐しようか、岡谷で下りてR142経由で和田峠からビーナスラインを走って帰るか迷いつつ、ビーナスラインコースをチョイス。
路面状態の悪い和田峠の旧道は一部舗装を敷き直してた。
ビーナスラインはやっぱり路肩に雪が残り、気温も低い。
霧の駅方面に向かって走るも、一部区間は路面以外雪が積もってた。前を走るクルマもほとんど無く、快適走行で霧の駅に到着したら、宿で別れた面子とすれ違って捕獲された。
時間的に会うとは思えなかったのだが、向こうも別の場所でのんびりしてたらしい。
皆と別れて再びソロツー続行。
風光明媚なビーナスラインを楽しみつつ、白樺湖でR152にスイッチして予定通り佐久方面へ。
前を走るクルマもほとんど無く、快適時間でR142と合流。一部区間はえらい山道なんだなこの道…。
佐久南から中部横断自動車道へ。中央道へ繋がる道らしいが、完成は何十年後だろうか。
アップダウンが激しくて、少々走りにくい。
佐久小諸JCTで上信越にオンステージ。
早い流れに乗って走ってたら、宿で別れた面子の一人に追いついて再び合流。
PAで休憩したら、やっぱ捕獲報告された。
これは一人で走るなと言う意味だと解釈して、途中までご一緒させてもらった。
上信越から北関へ進み、東北道から再度北関へ分岐するところで別れ、交通量の少ない北関を快走。
笠間PAで給油して、常磐道へスイッチ。
さすがに夕方の常磐道はクルマが多い。
しかもやっぱり先のほうで事故渋滞。
そう言えば諏訪湖SAの入り口付近でも、クルマが立ち木に激突してダイナミックな停まり方をしていた。
たった3連休でこれだから、次の4連休はどうなるんだろう。
それはそれとして、渋滞予測とリアルタイムのトラフィックを観ると、ずいぶん差があるな。予測のほうネガティブ思考過ぎだろ。
帰宅して、荷物を降ろし、全部片付けてゴロゴロしつつ今に至る。
ウエストバッグ的なものを新調しないとだなぁ…。
カレンダーどおりなので、明日から3日間は仕事。3日間なら無理は出来る。たぶん。
まぁそんな感じ。
2012.4.26(金)