そんなわけで、怒涛の富山オフ終了。
あまりに色々ありすぎて大KOUFUN。どう見ても日記は長いです。ありがとうございました。
1日目 晴れのち曇りのち雨のち気温6度
朝4時半起床。家の前にバイクを移動し、荷物を積み込んで5時半ころに出発した。
気温はやや低いものの、「寒い」と言うほどではなかった。
予定通りの時間に常磐道へオンステージ。
天候は晴れ。風もなし。まだ常磐道は渋滞の予兆は無かった。
外環道へ接続し、関越道に向かったが、やっぱり美女木JC.あたりで混雑してた。機動性を駆使しつつ前に進むといつしか解消した。
関越は、やっぱり混んでいた。いい加減欠陥道路のレッテルも貼られ続けて久しい。
それよりなにより、関越は新潟長野方面に行くための唯一と言っていい道路だから混雑するのはわかる。でも、これと言って何も無い場所で混雑するのだから不思議としか言いようが無い。
判りにくい上り坂ってワケでもないし。圏央道とか北関東道が繋がった暁には、中央道のようなどうしようもない状態になってそうだ。
途中関越で1回休憩して、藤岡から上信越道へ。
時間で休むことにしてるし、朝飯をちゃんと食べたかったのでまた休憩。
しかし食堂が混雑してたので、外で作ってたジャガバタ喰って軽く寝た。
15分ほどでおきて出発。
正面遠くに立山連峰が見え始めたころに、最初の給油SAに到着。まだガソリンに余裕はあったけども早めに給油しておいた方が安心だし。
しかし、上信越道はSAとICが合体してるとこが多いけども、うっかりすると間違えそうなので怖い。
更科JC.で上信越道は北上する。
待ち合わせだった松代SA.に行くと、すでに一人待っていた。
30分ほどであとの2名も合流。
本来ワタクシはここで3名と分かれて上信越道を北上しようと思ってたけども、「おやき」の誘惑に負けて拉致決定。
めくるめく酷道走破の旅に出た。
高速を降りてすぐに雨が降り出した。
路肩に寄せて皆で雨具装備。
そして再出発。我々のツーリングになぜか雨は付き物なのである。たとえ3日前に「晴れ」の予報が出ても、当日雨が降るのは避けられない不可思議な現象がある。アマガエルの呪いと言ううわさだが…。
向かう先は、小川村にある「おやき村」である。曲がりくねった一本道を走るが、晴れててもこの道の酷さは筆舌に尽くしがたい。
おやきは、炉辺で薪で焼くと言う大変風情のあるものであり、そして恐ろしく美味かった。
雨の中、出発。白馬を経由して糸魚川IC.から北陸道に乗るべく出発した。
晴れてれば面白いワインディングが連続していたのだが、土砂降り気味の雨の中ではツライだけである。
気温は想定一桁。温度計を見ると気が滅入るので観てないのだが、標高が下がってちょっと暖かいかな、と思ったときの道路温度計では6度だった。
2月のマグロオフより低い気温だった。
腹の底から震えながら走った。
おまけに雷まで鳴り出して、風も強く春の嵐状態に。
グローブもゴアテックスだったのだが、流石に4時間も雨中で走っていたのでは浸水は免れなかった。
フィルムからではなく、袖口とか、濡れたままの手を突っ込んだり、手のひら側から浸水したりするので、どうしようもない。しかしクシタニのゴアジャケは一切の浸水を許さなかった。素晴らしい。
北陸道に乗って時期に雨が上がって晴れ間がさしてきたので、ジャケットを乾かすための走行を行なった。
北陸道の集合SAで、ジャケットは8割方乾いた。
ただ、ヘルメットのシールドが雨で汚れてしまった上、西日がもろに差し込む状態だったので、あんまり景色を楽しむ余裕は無かった。
所定IC.で降りて、富山での宿を提供してくれたメンバーの方が来るまで待った。
無事合流して、迷路のようなルートをたどり、宿に着いた。
宿は「寺」である。布団が無いのでシュラフなどは自前なのだが。
一心地付いたのちに、1日目の目的である「富山の海の幸」を食いに行った。
白えび、ゲンゲ、ホタルイカ。特に白えびの美味さは異常。ミニサイズの甘エビといった美味さ。コレを喰うためだけに、大変な思いで来た甲斐があった。
その後宿に帰って、ダラダラしているうちに、轟沈。
気が付くと朝だった。
2日目 晴れのち晴れのち晴れのち気温23度
朝起きて、外に出て第一声。「ふざけろコノヤロウ」
昨日の悪天候がまるっきりウソのような絶好の行楽日和であった。
支度をせずになぜか朝からダラダラと話し込んでしまい、午前も遅めに富山半周ツーと相成った。
チューリップの街、合掌造りの集落、美味いそば。3桁酷道の真骨頂。
個人的に、400番代の国道を認可したやつらを、一列に並べて送りビンタさせたい気分だわ。
山の急斜面にへばりつくようにクルマ一台分の細い道が九十九折している道路に「国道」。道路は国土交通省か。こんなテキトウな仕事なら、人数1/10でもいいんじゃね?
2日目の真骨頂は、合掌造りの集落「相倉」
観光用ではなく実際に人が住んでたり宿になってるから、なおすごい。
そしてそば。利賀そばと言うそばで、そばは少しアレルギーがあるのですが、そんなものはそばに対する食い気でチャラなのであります。
そば茶、ざるそば、そば湯。ちょっと痒くなりました…。そば殻で呼吸器にアレルギーがあるので、喰う分にはクリティカルな作用は無い。と思う。
その後富山の絶景ポイントを経由しつつ、約1名ガス欠で休憩時間になったりしつつ、ステキワインディングを流して帰宿。
夜に3人帰路に着いた。
翌朝帰宅組みの我々は、夕飯+温泉で癒されて寝た。
2日目が長くないのは、とにかく走りっぱなしだったから特筆があまり。
3日目 晴れのち快晴のち快晴のち気温30度
ありえない。
宿を朝8時半ころ出発した。関越を使う関係上、夕方にさしかかると必ず大変な渋滞になっているからであります。
午後2時。GWはこの時間がクリアタイムだと言う話だので、それを信じて逆算した時間が、午前8時半なのです。
高速IC.手前のGSで給油して、北陸道に乗ったら、正面に雪を冠した立山連峰の絶景が見えて、D.A.I-K.O.U.F.U.N
流石に走行中にデジカメで撮ると死ねる速度なので撮らなかったけども。あれはもう、どうしても言葉にならない。
有磯海SA.でお土産を買ったは良いけど、サイドバッグは小さめだし、防水バッグだとつぶれるしで、なんとかつぶれないようにサイドバッグに詰め込んでみた。
その後給油するSA.までは1時間程度毎に15分ほど休憩を挟みつつ、給油後はノンストップで守谷SA.まで走りとおした。
関越に入ったらとにかく暑い。高速道路上で気温30度超えてた。
走っても暑いのは停まっても暑い。守山で一気に走りぬけたほうがラク、との結論で走ったのだが、途中1回休んだ方がたぶんラクだった。
北陸道と上信越道は、一部区間がやたらとトンネルが多く、しかも4000m級の長さも少なくないので、中が非常に涼しくて快適なのですが、景色が見えない上に長いのでかなりウザイ。
それにトンネル内でアップダウンが結構激しいので、速度管理にも気を使う。急なカーブが無いだけマシ程度か。
東京に近づくにつれて風が強くなってきたので、巡航速度を少し落とし気味で外環は走ってた。
常磐道でも料金所あたりまで風が強かったな。
守谷で一息入れて、家に帰って荷物を降ろして、早速赤男爵までオイル交換しに行った。慣らしはほぼ終了。
なんせ、全てのギアでVTECを連続作動もさせたでな。
晩飯を食って今に至る。
相当脱水したようで、スポーツドリンクを1Lほど飲んで全く尿意がありませぬ。
疲れて無くても、休憩はこまめに取らなきゃだわ、と思ったのだわ。
2007.4.26