8月4日 金曜日 天候晴れ 気温 猛暑 〜 8月5日 土曜日 天候晴れ 気温暑い
午後11時59分 大洗発苫小牧行き さんふらわあつくば に乗るべく、午後7時に荷物満載でよろよろしながら出発した。先行き不安たっぷりだ。
一応の用心として、3シーズン用のジャケットを着て行ったが、とにかく暑い。
午後7時で気温は30度を超え、走っていても堪えられない暑さだ。メッシュジャケットを取りに戻ろうとも思ったが、北海道はそれなりに涼しいので、とりあえず高速乗れば何とかなると、我慢して走った。
途中、同僚ポリと晩飯を食べに行きつつ、高速近くで別れ、一路大洗を目指した。
大洗到着は9時半ころと順調だった。
受付をし、待機エリアにバイクを止め水分補給などしていると、10時ころに乗船開始となった。
乗船時は待機エリアの段階で乗船券半券を回収された。
まずはスロープである。陸から船に渡るための鉄の橋なのだが、4輪用なので左右タイヤの乗る部分は滑り止めの波板のようなものがあり、バイクでそこを通るのは少々ためらわざるを得ない。
端を渡らず中央を通ればいいのだが、とてもとても滑りやすそうでぞくぞくする。
乗船スロープを渡った後は、次に下層デッキに向かうため下りのスロープを降りる。そこそこ傾斜は急だが、申し訳程度には滑り止めがされている。
下層デッキに降り船幅いっぱいを使ってUターンして船首方向に向かい、バイクを止めた。
ギヤは1速、ハンドルロックを指示されるので、その通りにする。
フェリー内で使う荷物だけを降ろして、船室へ向かった。
さんふらわあ つくば は総トン数12325トン、全長192m、全幅27m、旅客定員342名の大きな船で、デッキは1〜5までの5層構造になっている(1〜3は車両甲板)。内部はきれいでちょっとした旅館並みの艤装が施されていた。
クルマや徒歩よりも早く乗船できたので、寝台を確認し荷物を降ろしたら、すぐに風呂へと向かった。
行ったら1番風呂だった。
風呂はあまり大きくはないがそれなりに快適で、ちょっとした旅館並みの設備になっている。ただし、風呂上りのコーヒー牛乳はない。
風呂後、夜風に当たりながら車両の搬入を眺め、12時ちょっと過ぎに出航になった。
漆黒の闇の波間に浮かぶブイがあちこち散見するも、すぐに闇の海に突入して行った。
15分ほどでターミナルも小さくなってしまったので、寝台に戻って寝た。
翌朝の起床は4時半。
夜明けが見れるかと思いデッキに出るものの、少々雲がかかり水平線からの夜明けは見れなかった。
夕方くらいまで、寝たり起きてデッキで風にあたったりを繰り返した。基本的にものすごくヒマなのだ。
しかし、夏休みシーズンだから、日中は子供たちがもう、ドタドタドタドタと廊下を走り回るので、凄い事になってしまうのですよ。
外は海に転落する危険があるし、時速20ノットほどで航行してるから風もそこそこ強い。
まぁごろごろとしつつ夕方に夕日やイルカの群れを観つつ、苫小牧港入港直前まで甲板で見物してた。
接岸時の艦回頭180度は一見の価値がある。
車両甲板への案内アナウンスが流れ、みながぞろぞろと甲板に向かった。
バイクを固定してたタイダウンベルトを外してもらい、荷物を再び固定して、上陸を待った。
バイクは隅なので降りるのは結構後なのである。
クルマが降り、バイクが動かせるようになると、一斉にバイクが動き出して次々に降りて行った。
上りスロープは角度が急なので途中で止まるとニッチもサッチも行かないので気をつけよう。
キックのバイクは再始動は不可能である。
フェリーを無事降りて、ターミナル横で荷物の確認。
道央自動車道へと向かった。
苫小牧は涼しかった。高速に乗っても、ジャケットの選択に後悔することもなかった。
だが、北広島を過ぎたあたりから気温が上がり始め、千歳付近では21度だったのだ、札幌南を通過したときには気温が26度になっていた。
太陽が出てなかったのだけが幸いだったが、よく考えたら帰りの船は午後2時着である。炎天下の北関東をこのジャケットで走るのかと考えると、帰りたくなくなった。
8月6日 日曜日
とりあえず、ごろごろしてた。
本屋に本を探しに行くもやはり無い。今年の5月に発刊された文庫なんだが…。
あと、近所の本屋にニンテンドウDS Lite が普通に売ってたので思わず購入。なんてこった。
マリオを買ってみたが、「どうぶつの森」とか言うのを買うのがデフォなんだとか。
8月7日 月曜日 天候晴れ 気温30度以上
恒例の小樽水族館参りである。
あまりに暑いので、ジャケットを着るのをやめて、Gジャンで走ることにした。
小樽水族館で1時間ほど見学し、その後は余市を経由して喜茂別は京極町へと向かった。
道中バイクは多かったが、みなピースすると返してくれたり、向こうから手を振ってくれたりと、なかなか変な連帯感を感じる。
倶知安のホクレンで給油しフラグをもらった。黄色だから道南版だが、道北と道東を集めるのが今年は難しい…。
京極の噴出し公園で水を飲み、コーヒーを買って一休みした後、一路札幌へ。
中山峠に向かう途中、やたらと工事していた。
中山峠では、登坂車線をものすごい勢いでクルマが駆け上がっていく。通常車線のほうが遅いくらいだ。なんでだろう。
そして帰宅。さすがに北海道とはいえ、ちょっと街中で渋滞にはまると、あっという間に水温が100度を超えてファンが回るな。冷却水の量はチェックして問題ないからあまり気にしてないのだが…。
8月8日 火曜日 天候晴れ 気温30度以上
休息日として割り当てた。
8月9日 水曜日 天候晴れ 気温30度前後
白老突入。
白老といえば、ポロトコタンでありアイヌ民族博物館である。
ポロトコタンは周囲5km程度の小さな湖だが周りを森に囲まれて静かなたたずまいをしている。
その脇に「ポロトコタン」なる土産物館が並び、その奥に「アイヌ民族博物館」が設立されている。
駐車場(有料:二輪車 100円)でバイクを止め、ヘルメットを脱いでいると観光バスの運転手の人が話しかけてきた。
CB1300SFに乗るようになってから、あちこちで年配の方に話しかけられることが多くなった。昨年の諏訪方面ツーリングでも、SAやPAで休憩するたびに、よく話しかけられた。まぁそう言うのを鬱陶しく思わない性質だから、ソロツーのときは結構なことなのだが。
10分ほど話し込んだあとでアイヌ民族博物館へエントリー。
入場料は大人で750円。
あまり入館者も多くないので、展示施設なんかもなかなかゆっくりと見られるのがうれしいところ。
見所は、アイヌ民族舞踊とユーカラ。特にアイヌ民族の簡単な説明は一聴の価値はあり。
自販機でキリンガラナ(北海道限定)を買って飲みつつ、バイクに戻った。
というかキリンガラナはペットボトル入り500mlと缶入り500mlがあったのだが、ペットが150円、缶が120円と微妙な価格差が。
帰りがけにマザーズに寄り、名物のシュークリームとたまごプリンを買って帰路についた。
ここのプリンとシュークリームはかなり美味い。特にプリンは「プリニスト=プリン愛好家」には堪らぬ味だろう。
たまごをふんだんに使った深いコクとしっかりとした舌触りながら滑らかな感触。甘すぎない味。五つ星を差し上げてよくてよ。
札幌からの行きと帰りは支笏湖経由のルートを使ったが、樽前国道とか苫小牧までのバイパスルートに使う大型車が多いので、思いのほか快適走行ではない。
二輪乗るようになって判ったけども、巡航速度が同じでも発進加速性能が違うので、クルマの後ろというのはやはり快適性が失われますな。
停車時のバイクすり抜けは合法にしてほしい所存。
あと、湖岸の道路があちこち工事中。
8月10日 木曜日 天候晴れ 気温30度ほど
夜に、てつしと札幌大通り公園のビアガーデンへ。昼間は適当にウロウロしてただけだから特筆事項なし。
最終日だからか結構混んでた。席確保も15分ほどかかったし。
西10丁目で飲んだので、「世界のビール」のエリアだった。ギネスは炭酸分が少なくてとても飲みやすい。
9時ころに河岸を変えてさらに飲む。
酔って帰宅。
関係ないが、ローゼンメイデンの蒼星石は単行本ではほんの少ししか登場出番無かったんだな…。
つくづく不憫な子や。
8月11日 金曜日 天候曇り 気温30度以下
明日からのキャンプツーの準備。
8月12日 土曜日 天候晴れ〜曇り〜霧 気温30度〜20度
ニセコキャンプツーリング日。
所定時間にてつしの家にバイクで向かい、ニセコに向けて出発した。
途中のコンビニで、サイドスタンドの出が甘くて、バイクを倒してしまったのは、言わなくても良いことである。
ルートは小樽から赤井川を経由して倶知安に入るルートを選択した。
それなりに標高もあがるので景色がいいルートでもあるが、時々走る大型パイロンが出現する諸刃の剣でもある。
倶知安の街中で昼食夕食朝食を買い込み、ニセコは五色温泉方面に向かった。
途中までは道幅も広く快適ルートなのだが、途中から急に道が細くなり見通しも悪くバイクでも走りにくいルートになっている。
標高があがるにつれ雲の中に入っていくので、体感気温がガンガン下がり、最高地点では震えそうになるほど寒かった。
程なくしてキャンプ場到着。キャンプ場は「ニセコ野営場」。水洗トイレや炊事場完備で、五色温泉が道路を挟んで向かいと言う、なかなかのロケーション。管理運営費も300円と格安。
入り口付近の急坂ダートが無ければ…。
キャンプ場へは昼過ぎに着いたので、テントを設営してまずは昼食。
てつし持参の七輪で炭を熾してもりもり食らう。
昼食後に風呂へ。
五色温泉は硫黄泉特有のにごり湯になっている。そして熱い。源泉かけ流し。
またしばらくだらだらとしつつ、霧が晴れたりまた霧がかかったりと忙しい天気を眺めながら、ボケーっとする。アルコールが入ってるからバイクで走りに行くわけにもいかんし。
夕食後は、9時ころ就寝。
寝てたら深夜1時ころにキャンパーがやってきて、ゴソゴソガサガサとテント設営してた。しかも通常音量の話し声。やかましいことこの上ない。
マナーのかけらも無い連中は、近所の公園ででもテント張ってろ。
8月13日 日曜日 天候霧〜晴れ 気温20度〜30度
朝起きて朝食を食ったのち、フライシート内側の結露を乾かしつつ、撤収準備。
この北海道ツーキャンプのためにリアバッグを購入したが、だめだありゃ。
テントが片付かないと何もできない。しばらくお蔵入りだなあれは…。
荷物を片付けてバイクに積んで、いい時間になったので撤収出発となった。目指すはニセコの美味い店、「ミルク工房」で特製アイスを喰らうというミッションである。
山を降りたら暑かった。今まで標高1000m近いとこにいたから無理も無い。
アイスは美味かった。
途中でてつしと別れ、函館へ行くべく進路を南にとった。
昼前に長万部へ到着。ドライブインかなやでかに飯を食べるも、昔より味落ちたなこれ。
土産物屋を軽く回って出発。
大沼付近までは順調かつ超快適だったものの、大沼のとこの峠で渋滞。仕方なくすり抜けながら前へと進んだ。
予定時間より早く函館に到着。今日泊めてもらう親戚宅についた後、キャンプ道具が邪魔なので宅配便の営業所から自宅に日時指定で送ってしまった。
リアバッグ使うより、防水バッグとか上手く使ったほうが重心が下がって安定するワイ。走ってても横風にいやと言うほどあおられたし。
一休みして墓参りを済ませ、今年出来たばかりの五稜郭タワーに向かった。
と言うか、さすがにバイクで墓参りするのは異色らしく、一人で浮いてた。
五稜郭タワーは、第2の夜景ポイントとして流行りそうな感じ。
ものすごく眺めがよく、函館空港まで見えるほど眺めがいい。
それに五稜郭がしっかり星型してるのも肉眼で観察できる。あれはすごい。
値段も860円とそれなりのお値段だけど。
近くの駐車場が、美術館の時間駐車場しかないので、車よりは公共交通機関がお勧め。
バイクは止める所が無い。大きな声では言えないが、美術館脇の歩道が広くなったところなら、短時間なら目をつぶってもらえる模様。
親戚宅に帰宅して夕食後、ぶっ倒れた。
8月14日 月曜日 天候曇り〜晴れ 気温30度前後
朝に親戚宅を出発。
昨日函館入りするときに、国道5号線札幌方面側が大沼の先から函館市内付近まで激混みだったので、渋滞を避けるべく早めに出発したのでした。
道中は順調。途中あちこちで休憩したりしつつ、函館〜森〜八雲〜長万部〜豊浦〜洞爺湖寄り道〜喜茂別〜中山峠〜札幌 と走破した。
さすがにそれほど疲れなかったし、帰宅時間も結構はやめ。
翌日のツーリングの準備などしつつ、就寝。
8月15日 火曜日 天候曇り〜晴れ 気温30度ほど
従妹の旦那と積丹ツーリング。
向こうはCB1300SB、こちらはSF。
朝早めに出発した。
朝里から定山渓に抜けるも、道がかなり変わったらしく、つづら折りのワインディングがなくなって走りやすくなってた。
それでも割りと楽しめるワインディングには違いが無く、SS系のバイクが結構走ってた。
定山渓から中山峠で一休みし、喜茂別を抜けてニセコの道の駅で一休み。
ここからニセコパノラマラインを抜けて岩内に向かうのだが、このパノラマラインがすばらしくいい道なのでありますよ、隊長。
眺望もいいしタイトなワインデイングっぷりもすごい。一気に標高1000m近くまで駆け上がり、そして眼下に岩内の平地と日本海を眺めながら駆け下りる。もちろん気温もそれにつれて変化するのだが、ロングワインディングでバイクにとっては最高に気持ちがよい道のひとつではないだろうか。
岩内の道の駅で一休みした後、積丹半島先端に向けて再度出発。
積丹の海はきれいなことと、海直前まで迫り出す崖の迫力が目玉なのだが、あちこちで道路を作り直してるらしく、その結果トンネルがやたらと多いと言う道になった。
安全性や走りやすさとしては正解なんだろうが、眺望がその分犠牲になり、ちょっとつまらない道チックになった。
神威岬を通過し、目的地「しゃこたん岬の湯」に到着した。ルート229号線の積丹先端付近にある温泉で、高台にあるため露天から神威岬や積丹岬が一望できると言うなかなかのロケーションなのですよ。
泉質はアルカリぽく、お肌がすべすべしますが、ぬるぬるもします。
帰路途中で余市により、かきざき商店で飯にするべぇと思ったら、激混みだった。轟沈。
途中で軽く昼を食べて、フルーツ街道から小樽を経由して帰宅した。
帰宅後は、近所の人たちとBBQ。
酔いまくって轟沈した。
8月16日 水曜日 天候晴れ 気温30度ほど
昨夜のBBQ片付けと、休息日。
あと模型のひろに寄ったりしたけど、素材関係がずい分扱い少なくなった気が。
お土産を買いに、チョコレートファクトリーなどにも行ってみた。ずい分増築した感じ。
8月17日 木曜日 天候晴れ〜霧雨 気温30度ほど〜25度ほど
帰宅日だが苫小牧発のフェリーが18時45分発なので、出発は午後2時半。
と言うか、昼飯に札幌中央卸売市場にある、とある小さな中華屋に行ったのだが、ここがもう素晴らしく美味い。
ランチメニュー680円であそこまで美味い定食が食べられるとは、思いも寄らなかった。
近々店が別の場所に移るそうだが、ああいう店には長生きして欲しいものである。
で、午後2時半、一番熱い時間に苫小牧に向けて出発した。
新川IC.からこのツーリングで2回目の高速に乗り、一路苫小牧へ。日差しは強いが風も強いので、走ってれば暑くない。
と思ったら、札幌南の料金所を過ぎたあたりからにわかに空模様が怪しくなったため、急遽「輪厚PA」に寄ってカッパの下をはき、再出発した。
雨はあまり強くならず、霧雨のような状態が千歳IC.を過ぎるまで続き、苫小牧東IC.付近では路面を濡らすほどでは無くなった。
苫小牧東IC.で36号線に降り、ローソンでフェリー内の食事を買い込んでフェリーターミナルへ向かった。
苫小牧はフェリーが3方向、つまり、仙台/名古屋行き、八戸行き、大洗行きの3便が発着する。
そしてバイクはなんか知らんが一箇所にまとめて止められてしまったため、出発時は微妙な混雑があったりした。
午後5時過ぎに乗船案内がされたので、バイクに乗って乗船位置まで向かうもそこでしばらく待たされる。
しばらく待って、ようやく乗船開始。バイクが10台づつ順に乗せられていき、案の定下層のFデッキだった。
しかし、この日までほぼ毎日バイクに乗っていたので、もうそんなに不安は無い。滑りやすい鉄板だって一発さ!
必要な荷物を降ろし、バイクを後した。
帰りの船は、「さんふらわあ さっぽろ」
総トン数13,654トン、全長192m、全幅27m、旅客定員630名の、行きの「さんふらわあ つくば」よりちょっとだけ大きく速い船である。
内装はつくばと大きく変わりは無いが、この船は二等客室があり、また各種娯楽施設や食堂が設備されているため、快適な海の旅を提供してくれるのだ。希望的観測では。まぁ、実際は二等客室が気に入らない客が、あちこちの椅子などを占拠していて、大変に微妙な雰囲気であったのだが。
こういう客が多いから、結局ほとんどを寝てすごしてたわけで。
今回の船室はドライバー室側の部屋だった。2段ベットかと思ったら1段ベット。ロビーなどには遠いがなかなか快適。
忘れ物を取りにバイクへ戻ったら、固定するタイダウンベルトが左右に張られてた。どうやらうねりが強いのだろうと、部屋に戻って酔い止めを飲んだがこれが正解だった。
風呂に入り、生ビールとともに夕食。
風呂はつくばより広い。
そして轟沈。お休みなさい。
出航して沖に出るとともにうねりが強くなりロールやピッチングが複雑に組み合わさったような揺れが続いた。しかし意外に寝心地は良かった。
8月18日 金曜日 天候雨〜晴れ 気温25度〜35度
翌朝起きたら、外は雨だった。
朝食に買ったカップめんを食べ、風呂に入って、そしてまた寝た。
フェリー内はかなり強烈に冷房が効いているので、毛布をかぶらないと寒いくらいなのだが、酔い止めが切れてきたのか妙な感じだった。
昼ころ起きたら、晴れていた。ドが付くほどのピーカンっぷりである。デッキに出たら焼け付くような陽射しに、ジャケットを着て走るかどうか本気で迷った。
フェリー内レストランで昼食を食べ、下船準備を始めた。散らかした物を片付け、手荷物内に押し込んだだけだが。
午後1時過ぎにデッキに出たらすでに入港していた。風も無く日差しは強い。
午後2時ころ着岸。軽いショックが船体に走る。
デッキに降りたのは2時15分ころ。固定ベルトを係員が外して回っているが、時間がかかりそうなのでさっさと自分で外して、荷物の積載を済ませ、下船準備を整えた。
次回の北海道では、絶対メッシュジャケを持って行く。さもないと死ねると思った。
クルマが降り、バイクは一番最後のほうである。
後ろから順に向きを変えて降りてゆく。
係員の誘導に従って順序良く降りてゆくと、外は炎天下だった。
うだるような暑さの中、水戸大洗IC.へ向かい、高速本線に乗ろうとして加速したらタンクバッグが浮いてかなりびびった。
しかし高速道路に乗っても熱い。暑いではなく熱い。空気がもう焼けてる。バイクの温度計では36度を指していた。
とにかく家路を急いで、帰宅した。
家に入ると、冷蔵庫が止まってた。冷凍庫には秋刀魚の一夜干しが入っていた。あとは、わかるな…?
電源を抜き差ししたら動いた。着替えもそこそこにホームセンターへ急ぎ、脱臭剤を大量に買って放り込んだ。泣けてきた。
まぁ、そんな感じ。
総走行距離、約1700km。平均燃費、約22km/L
また来年、たぶんきっと、また、北海道にツーリングに行く。
つーか、荷物の積み方考えないといかんわ。バッグ買っても意外に使いにくい。
それと、サイドバッグは絶品。もう手放せない感じ。すり抜けは若干面倒くさくなるけど、荷物の収納と重心安定性には耐え難い。
スゲェ便利。
2006.8.18.a