下田海中水族館
front館内1
ticket
 伊豆半島の最南端、下田にある水族館です。
 過去何度も行ってるんですが1枚も写真がなかったので、再度行ってきました。
 ちなみに行くときはしっかり地図を見るか案内板を探しながらでないと確実に迷います。
 「こんなところ走るのか!?」と言う道を観光バスが水族館へと走ります。あの光景は未だに信じられません。
 脱線話は置いといて、水族館の説明です。
 水族館は小さな自然の湾を利用して建てられていて、湾を囲う様に施設が配置されている。潮風がなかなか心地よい。真夏になるとどうなるかは判らないけど。
 施設的には屋外型(注1)なので雨天時などはちょっと辛いかもしれない。
 湾の中ではイルカが自由に泳ぎ回っているのでボーっと見ているだけでもそんなに飽きない。
 ちなみに湾の入り口は網でふさがれている。

 入り口の建物のなかでチケットを買い、水族館へ。入場料はまぁ、この値段は妥当でしょう。
 まずは右の写真の中央に写る建物(実は浮いているらしいが)に進む。チケット売り場から桟橋になっていてテクテク歩くとまずはこの建物に行くようになっている。
 「アクアドーム ペリー号」とかいうらしく、中は巨大な縦型水槽が1基。1時間おきにここで魚の餌付けと展示魚の説明がある。
 この「アクアドーム」からはイルカのショーも見ることが出来る。
 湾内にショー用にステージが設けられていてそこでバンドウイルカなどのショーが行われる。これも1時間に1度だ。
 さらに先に進むと休憩所やラッコハウス、ペンギンや魚の展示、アシカ/イルカのショー施設が狭い平地部分に詰め込まれている。
 ここではラッコの餌付け、アシカ/イルカ/アザラシのショーが行われる。やはりどれも1時間おきに行われる。
 ここのラッコは2匹いて、雄のほうはサービス満天なのに雌のほうはイマイチ接客性に難ありなようです。餌の時間以外は寝てました。
 アシカはアシカでショーのあと水槽で暴れてたし。ショーはストレス溜まるのか。

 基本的にこの水族館は展示ではなく数々のショーを見せるのがメインです。
 展示魚種は多くありません。近海の海にいる魚や水生動物が中心です。
 水槽も巨大な水槽が1基ある他は小型(それでも横幅は2m近いものもあるが)水槽が十数基ほどある程度。ちなみに最小の水槽は幅10cm程度である。

 ショーを見ながらぐるりまわって1時間半程度で大体見て回ることができる。
 ショー関係では他にウエーダー(漁師さんが履いているような胸まである長靴)を履いてイルカと遊ぶというのもある(有料)。
 
 入り口建物にはレストランとみやげ物屋があり、温泉薄皮まんじゅうをかなり執拗に勧められる。が、買うとおまけでクルマの中で食べてと2つほどくれる。なかなかおいしいがさすがに1箱買うと飽きる。
 みやげ物は他には伊豆関係のものたくさん。わさびやなんかそんな感じ。
 ぬいぐるみ関連も充実(しかし、残念ながら蛇のぬいぐるみはなくなっていた)。
 今秘かに体高80cmもある巨大ペンギンを狙っているが値段が・・・シャレで1.6k円は辛い。
 街の専門店などで買わずにこういうみやげ物屋で買うのがシャレでイカスのである。

 この水族館目当てでいくことはないと思うが、何かの折に下田へ行ったときはぜひ寄ると楽しいところだと思います。
 伊豆急下田駅からでもタクシーで5分くらいかな。歩いても行けないことはないです。
 なんせ東京からでも100km以上あるし。東伊豆のルートは帰り渋滞します。覚悟してください。渋滞ポイントは大体押さえてますが、迂回路もないのであまり役には立ちません。


(注1):屋外型---海沿いの自然の地形を利用して建物を点在させる方式。
        屋外なので悪天候時は辛い。
        おそらく水族館の8割がたはこの方式である(推測)。
        逆の方式は屋内型。施設が1つの建物内に収まる方式。天候変化に強いが、趣に欠ける。
        都市部ではこの方式が主流。
        他には併設型などがあり、たとえば遊園地内の水族館がこれにあたる。
   ちなみに分類法はあくまで個人的な見解である。



 所在地:静岡県下田市3-22-31
 Tel:0558-22-3567
 web:http://www.fujita-kanko.co.jp/kowakien/shimoda/



  戻る