板橋区立淡水魚水族館
板橋区にあるおそらく唯一の水族館。
これはもう、誰が疑うまでもなくマイナーに分類されるでしょう。
最寄り駅は都営三田線板橋区役所前。駅から徒歩5分ちょっとです。
住宅街の中の公園内に立地されているためにかなりわかりにくいんですが、A1出口から出れば目の前に看板が出てます。
迷わずどんどん歩いて行くとまた左手に看板が出ているので、そこを左折して150m。
右側にクルマ止めの設置された小道があるので、そこを入って行けば公園内に入れます。
園内には水族館の他に「こども動物園」というやはり区立の小動物公園が建てられています。
ではさっそく水族館の説明を。
水族館は入場無料。入り口にはドアが閉まっていますが、閉館日(毎週月曜と年末年始)以外はカギはかけられていません。
開館時間は朝10時から夕方4時まで。
建物側面には魚を模したデザインの絵が描かれているので、園内に入ったら迷うことはないでしょう。
ドアを開けて最初に出迎えてくれるのは熱帯魚の水槽です。
90cm程度の水槽にグラミー系の魚が泳いでいます。
水槽のすぐ脇から岩のデコレートのされた水槽群が続きます。
順路左側は恒例の河川の上流域から下流域までを模した作りです。水槽数は3つ。
上流域の魚は虹マスがいただけで少し寂しいんですが、中流域はうぐいなどが群れを作っています。
下流域はコイがいるだけでした。
通路を挟んで向かい側は田園水槽と書かれているんですが、タナゴが群れなしてるだけ。その横の池っぽいところにはヒブナか金魚が泳いでいました。
人なつこいのかエサが足りないのか、人が近づくと魚も寄ってきます。
岩のデコレートが終わると、そこには大型水槽にアマゾンなどの大型魚が泳いでいました。
ここのもなぜか人なつこい。1mを超えるナマズがぬぅ〜っと寄ってくる様は結構不気味良い感じがあります。
大型水槽と通路を挟んだ反対側の壁には、通常水槽で熱帯魚がいくつか飾られている。種類は極めて少ない。
あと、壁には「竜神池の竜の話」という1枚絵のマンガがありました。
この公園の裏手の竜神様の由来とかなんとからしいです。
先に進むと最後の広間。外側の壁には大型水槽が2基。マスとブラックバスが僅かに泳いでいます。
ブラックバスの脇にある水槽には亀が1匹。
大型水槽の向かいの壁には7つの水槽が設置されています。
内容は亀とかウーパールーパーとか。
あと唯一珍しいと思うのがアルビノのアメリカザリガニの展示でした。
とは言え、ちょっと見にくい展示でしたが。
展示内容は以上です。つらつらと見て歩いても10分程度の規模と言ったところでしょうか。
淡水系は基本的に地味めな展示が多いんですが、ここもご多分に洩れず地味です。
物足りない人は「こども動物園」で小動物と戯れるのもいいでしょうか。
所在地:板橋区--
Tel:
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