葉野香でクリア
関東に来て、まず驚いたのがミソラーメンのこくのなさでした。
大体札幌あたりのラーメン屋だと、ミソラーメンはかなりゴッテリしててパンチが効いてるんですが、なんだか関東のはちょっとあっさり目。味噌汁に麺入れてる感じ。
だからたまにミソラーメンが美味しい店に当たると、ちょっと嬉しかったりします。
札幌ラーメンったらミソラーメンっしょやっ。
初っ手から妙にエキサイティング。葉野香とミソラーメンは切っても切れない関係です。たぶん。
左京葉野香。「さきょう はやか」と読む。猪狩商業高校2年。「石狩商業」をもじったものだと考えられる。
性格は見た目は反抗的だが、実はかなりの照れ屋。
彼女の兄はススキノで父の代から続くラーメン屋を経営。彼女も夜には店を手伝う。
特技は無いが編み物が得意。
眼帯をしているのは、別に目が見えないとか、目に怪我を負っているワケでは無いそうな。
彼女との分岐は8/6に発生する。8人中で一番遅い。
ただその前に、8/2の札幌市内観光スガイビル内で一度会うことになるので、琴梨の好感度は下げないようにしたい。
8/2に鮎と琴梨の3人でスガイビルのゲーセンからカラオケに行く途中で葉野香に因縁を付けられる。
脳天気に楽しく騒いでいるのが気にくわないそうだ。
面倒なので黙っててもいいのかも知れないけど、やっぱケンカの仲裁に入った方が、好感度が上がるかも知れません。
8/6。美瑛に行って無ければ札幌市内観光や小樽観光地めぐりが楽しめます。自由な日々も今日と明日で終わりなので羽根でも伸ばしましょう。
そして鮎に負けないようにひとしきりカラオケで手に汗を握った後、主人公は何故か夕方のスガイのゲーセンでUFOキャッチャーがやりたくなってしまいます。
我慢しないでUFOキャッチャーをやりに行くと、そこには葉野香が立ってました。
しかし、得体の知れない柄の悪い男も一緒にいるので、怖くてなかなかUFOキャッチャーに近づけません。
気づかれないように二人の会話に聞き耳を立てていると、段々様子がおかしくなってきます。
なんだかヤバそうな雰囲気になってきましたが、
攻略上しょうがないので
ここは勇気を出して助けましょう。
男相手にブレイクしてもつまんないんですが、ブレイクポイントがあるので、そこで彼女の名前をしっかりと告げて、ステディな仲を強調します。
すると、ジャマすンな固羅、と男に言われて殴られてしまい、主人公は意識を失います。
あまり関係ありませんが、静まり返ったゲーセンでUFOキャッチャーだけが客寄せの声を出しているのは、すごく怖いです。
人っ子1人いない夜の遊園地で、全ての遊具が電飾を灯して動き回っているような、そんな怖さです。
その後目が覚めると葉野香が介抱してくれていました。これで分岐発生です。彼女が介抱してくれているときの言葉の選択には気をつけましょう。
主人公が動けるようになると、「傷の手当をする」と葉野香が言うのでついて行きます。行き先は葉野香の兄が経営するラーメン屋「北海軒」。ラーメン横町に店を構えているが店内に客の姿はない。さっきの男が絡んでいるためらしい。
傷の手当をして貰った後、助けてくれたお礼だと1枚チャーシューの多いミソラーメンをご馳走になります。
そして、地下鉄駅まで葉野香に見送って貰い、また来いと言われて帰宅します。
帰宅は夜になるので、琴梨の母の手料理を食べずに済みました。
ちなみに8/6の料理は・・・オリジナルカレー。
8/7。
夕方、前日食べたラーメンがすっかり気にいってしまった主人公は、また北海軒に向かう。相変わらず客がいない店内が寂しい。
葉野香がうれしそうに「また来てくれたのか」と言って来るが、ここは正直に答えても、ラーメンを誉めてもいい感じです。
おいしくラーメンを食べていると、おそらく本日2番目の来客がある。しかし、客とは例のやくざだった。今日は子分を引き連れている。
趣味の悪い服がなおさら怪しさを誘う。
事が起きる寸前、やくざの親分、寿商事の社長参上。でもどこかで見たことがある。
この社長は一連の社員たちの非礼を店長である葉野香の兄に詫び、そして難題を突きつけて帰ってしまう。
ちなみに、里中梢シナリオの分岐を発生させておくと、この社長と主人公は知り合いとなっている。
頭を抱えて、店を閉めてしまう兄。主人公は葉野香に駅まで見送られる事となった。
地下鉄すすきの駅で葉野香が「なにかいいアイデアはないか・・・」と悩むので、すかさず主人公フォローです。
やはり新食材による新メニューあたりがブレイクする予感がしていい感じなので、それとなく葉野香に提案します。
その提案に興味を持った葉野香は、明日一緒に食材を探してくれないかと言うので、無論OKしましょう。
翌日8/8の待ち合わせは午後に狸小路。相変わらずすごいアバウトな待ち合わせですが、主人公はまったく気にする気配もありません。
狸小路1丁目よりさらに川を渡った向こうにある「二条市場」へ向かいます。
ちなみに二条市場入り口の向かい側に、たまーに行く模型屋(エア/モデルガンショップ)があったりします。
二条市場に着いたらさっそく食材探しです。なんだか某旅行番組なんかのノリっぽい感じです。
ラーメンで頭がいっぱいになってしまっている葉野香は、ひと休みの喫茶店でもラーメンしか考えられません。
とりあえず一息つかせましょう。このままだと見るもの全てをラーメンの具にしかねません。
落ち着いた葉野香は、突然「ホテルへ行こう」と言い出します。
様々な考えが頭をよぎる、多感な年ごろの主人公ですが、葉野香の思惑はホテルのレストランの料理とか参考にならないか? と言うことだった。
主人公もここは新メニューのことだけを考えることに決め、それはそれとして、気になる眼帯をしている訳を聞くことにした。
余計なことを言って自爆したくなかったからだ。
葉野香の案内で札幌プリンスホテルに行く事になった。
プリンスホテルと言えば、琴梨シナリオの道東家族旅行で泊るホテルもプリンスホテル系列だが、今はどうでもいいことである。
レストランで葉野香は兄の話を始める。
話は結構長くなってしまったのだが、そう言えばいっこうに注文を取りにこない。
怒った葉野香はウェイターを捕まようとしたが、それを察したウェイターがカウンタを放つ。
ここのレストランはバイキングだったのだ。ラーメンで頭がいっぱいだった葉野香は聞いたけど、頭には入って行かなかったらしい。フォローしろよ、主人公。
バイキングメニューを目を輝かせながら選ぶ葉野香。そしてテーブルに料理を広げるや否やグッドアイデアが閃いてしまい、主人公と伝票と料理を置いて北海軒へ飛んで帰ってしまったのだった。
途方にくれた主人公は家に帰って琴梨の神業的夕飯にありつくのだった。
夜になって嬉しそうな声で葉野香から電話が入る。
なにかお礼がしたい、葉野香はそう言って主人公にどうすればいいか尋ねた。
躊躇することなくデートしてくれと言い出す主人公。ちょっと困惑する葉野香だが、プールに行こうと提案して電話を切った。
翌日8/9。
いつもと違う葉野香が札幌駅前で待っていた。
眼帯がない。そのことについて聞いて見ると、照れながらも答えてくれる。
目的地に行く途中のバスの中で再び眼帯をはずした訳を話してくれるが、葉野香には眼帯姿よりもこっちのほうがいい、と言ってあげましょう。ちょっと照れてしまう葉野香が見られます。
プールに行く前に「札幌ファクトリー」で葉野香の水着を買って行きます。
選べる水着は3種類。
ただし、順に出てくるので前の水着が良かったと言っても戻れません。直感で選びます。
水着はなんかちょっとロリ入った感じのものや、キワどいビキニ、可愛いワンピースがあります。
それぞれの水着でプールでのCGが違うようです。ちなみにプールでは勝手にストーリーが進んでいきます。
あちこちで主人公に勝負を仕掛けてくる葉野香ですが、結局玉砕することになります。
プールから出たら札幌の夜景を見に行きます。
札幌市内で夜景が見られるところはテレビ塔と手稲山山頂、藻岩山山頂がありますが、背景の感じとオブジェクトから藻岩山でしょうか。
比較的ポピュラーなデートコースですし、ふもとからロープウェイで一気に上がれるうえ、市の中心部からそれほど大きく離れていないし。
ここで夜景をながめながら、葉野香から好きな色を聞かれます。冬編で絡むのですが、まぁ、どの色選んでも問題ありません。
夜景を見終えた主人公は、春野家の家族旅行に行ったか行かなかったかの記憶も無いまま東京に戻ります。
そして旅費を溜めるためにバイト。しかし・・・なんか妙に安いんですが。バイト料。
冬。再び北の大地に降り立った主人公を迎えてくれたのは、葉野香でした。
用事で近くまで来たから・・・と相変わらず素直じゃありませんが、ぷいっとマフラーを差し出します。
内地の人は北海道の寒さをナメているから、と憎まれ口叩きますが、マフラーの色は夏に夜景を見ながら聞かれた色。
編み物っていう特技が彼女にあったことに驚愕しながらも有難く頂戴して、汽車で札幌に向かいます。
汽車の中では3回ほど質問されるので、ブレイクして答えましょう。他愛の無さそうな会話なんですが、うまいこと選ぶと葉野香の表情が面白いです。
北海道の寒さで思い出しましたが、何年か前にニセコにスキーしに行ったとき、耳まる出しのスキーヤーが結構いました。
ふもとにいる間はそれでもいいですが、山頂付近は風が強く、体感温度も-10度以下。耳凍傷になって帰る人、多いそうです。北海道のスキーはファッションで滑ると怪我します。-15度なんて普通想像も出来ないからねぇ。
春野家についたその夜、葉野香を札幌観光に誘います。
函館はやっぱり2日目の方が盛り上がります。
札幌デートは時計台とカラオケとビートルバムは外さないように回りましょう。SPAランドは葉野香の場合避けたほうがいいです。回る場所が無駄になります。
なんで無駄になるかは行って見れば判るんですが、ま、行かないほうが無難です。
夜、家帰って、再び葉野香に電話。こんどは函館です。
函館に着くとすぐに葉野香がなんか文句言いますが、適当に怒らせない程度に答えていきます。
函館では、常に新しい食材を探し続ける葉野香のために朝市をメニューに加えておきましょう。その他は特にどれを選んでもよさそうな感じです。
路面電車の中でちょっとしたイベントがあります。ブレイクポイントなので注意。
3件回ると函館山夜景タイムです。ロープウェイからの夜景は全然夜景になってないのが気になりますが、まーどうでもいいことですか。
夜景を見ながら葉野香は自分の胸のうちを語ってくれます。
そして札幌に戻る二人。
翌日朝、主人公は葉野香をイルミネーションカウントダウンに誘います。
時間いっぱいで来てくれればクリアです。
エンディング後、芝桜を見に行きます。葉野香は「近くでこんな云々」と言いますが、あんまり近くなかったと記憶してます。
まぁ、札幌-函館間を「近い」と見る自分にとってはそんなに遠くじゃないですが。
大通公園でライラックを見て、花言葉やなんかで照れたりなんだりして終わります。
主観的にはターニャの次くらいに悪くないエンディングかな、と思います。
でも、この時期に主人公がここにいるのは何故でしょうか・・・。
そんなにGWが長い学校なの?
メニューで葉野香だけ文字が心持ち大きいのは気のせいです。もしくは疲れているだけでしょう。
決してオレ内部1番お気に入りだからじゃありません・・・。
夏フェスでどっか葉野香つくんないかな・・・
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