思わず、「アー」と言ってしまった彼女。そうこの彼女と僕は、元旦に待ち合わせの約束をしていたのだ。彼女は日本語がうまい。店を覗くと「おにいさん、おにいさん」と声をかけてくれる始めはしきりに土産をすすめてくれたが土産に興味を示さない僕に明日から正月でキャンプで祭りがある事を教えてくれたのだった。
正月三日目はこの家族の所でお世話になった。まん中にいるおばあちゃんはとても優しい方で僕ら(この日はポカラであった日本人と一緒に訪れていた)をもてなしてくれた。ちなみに左にいる赤いベストを着た人が旦那さんで超姉さん女房である。ここでもバター茶を御馳走になったがそのバター茶はとてもおいしかった。元旦にカルマに煎れてもらい始めて飲んだ、チベッタンティーもおいしかったのだがおばあちゃんの煎れたのは塩加減も絶妙でさすがとしかいいようがなかった。塩加減と書いたがバター茶は紅茶にバターをいれ、砂糖のかわりに塩で味を整えますバターの浮いた紅茶、ちょっと想像できないかもしれませんが、一度、飲むとと止められなくなってしまうぐらい美味しいのです。