上を向いて歩こう
作詞 永 六輔 作曲 中村 八大
上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
思いだす 春の日
一人ぼっちの夜
上を向いて 歩こう
にじんだ 星をかぞえて
思いだす 夏の日
一人ぼっちの夜
幸せは 雲の上に
幸せは 空の上に
上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
泣きながら 歩く
一人ぼっちの夜
(口笛・・・・・)
思い出す 秋の日
一人ぼっちの夜
悲しみは 星のかげに
悲しみは 月のかげに
上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
泣きながら 歩く
一人ぼっちの夜
一人ぼっちの夜
NHKテレビのヴァラエティ・ショー番組「夢であいましょう」の
<今月の歌>として、昭和36年10月〜11月、坂本九の歌で
発表された。シンプルなセットの中で、紅顔のニキビ面の19歳の
坂本九が真っ白な衣裳に真紅なベスト、手に赤い風船を持って
歩きながら歌ったこの歌の反響は特にすごかった。
「スキヤキ・ソング」と題された十種のレコードが、アメリカ、ヨーロッパ
で発売され、海外でも百万枚を突破する世界的ミリオンセラーになった。
こんなことは日本の有史以来の出来事であった。