高校の校歌

高校を受験した時、幸いにも都立高校と私立の二校に合格した。
どちらも行きたかったが、通学時間が短い都内の私立を選んだ。
伝統あるミッションスクールで聖歌隊があり、合唱部員は兼務のような形で参加していたので私も当然一緒に歌った。

一方、かなり太っていた私は何か運動もしなければと思い、柔道部にも入部した。それまで運動が苦手で太るに任せていた体は、柔道部の厳しい練習になかなかついて行けなかったが、うさぎ跳び、腹筋、腕立て伏せ等、何とか出来るようになっていった。
ただ、入学して間もない6月、練習中に右足の骨にヒビが入り、1ヶ月学校を休んでしまった。
もしこれがなければ怠け癖がつかず、もっと違っていた人生だったかもしれない、と思うこともある。

三年間楽しく過ごし、大半の同級生はそのまま上の大学へ進学していったが、私は理工学部へ入りたかったので外の大学へ行くことにして、1年浪人をした。

10年程前、学校を訪れてみた。大変懐かしく、再び通学したいような気になった。

我々のクラスは時々クラス会が開かれ、懐かしい顔ぶれに接するが、共に学んだ友達が数名、病のため天国へ行ってしまい、再会出来ないのは残念であり寂しい。

100周年を記念して作られた新しい校歌です。
39年後輩(49期HR302)からお借りしました

先輩のK氏が提供下さった実録音を参考に作りました
私の在学中はこの曲が校歌として使われました

校歌T
校歌U
校歌V

高校の同窓会事務局がピアノ伴奏譜を探して送ってくれました。
校歌Tと同じ曲ですが、メロディーとピアノ伴奏になっています。