童声(女声)合唱組曲
あめつちのうた
作詩 林 望 作曲 上田 真樹
4.水のうた
水は光る
あの広い海に
さざ波の揺れる水面に
その水の限りない恵み
陽がさして水は
陽炎のように空へ昇り
ほら、真っ白な雲になって
悠々と浮かんでいるよ
やがて雲は
むくむくと立ち上がり
海も山も、里も田畑も
もう、真っ黒になった
その真っ黒な雲から
水は 雨となって落ちてくる
雨は
田畑を潤し
地面にしみ混んで
豊かな森を育てる
あるときは 雪に
あるときは 嵐に
水は山から里へ
川を流れ下って
やがてまたあの広い海へ!
水は光る
限りない海に
あの、さざ波の揺れ水面に