ちゃりんこ倶楽部

◇ 詩歌碑(3) ◇


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大舎人部千文(オオトネリベノチフミ)の歌碑
左:「筑波嶺(ツクバネ)の さ百合(ユル)の花の 夜床(ユトコ)にも 愛(カナ)しけ妹そ 昼も愛しけ」
筑波山の東側の山麓に建つ[万葉集 巻二十]
右:「霰(アラレ)降り 鹿島の神を 祈りつつ 皇御軍(スメラミイクサ)に 我は来にしを」
鹿島神宮入り口に建つ[万葉集 巻二十]

千文は常陸(ヒタチ)国 那珂(ナカ)郡の人
天平勝宝七歳(755年)二月、防人として筑紫に派遣された
〔左:茨城県石岡市(旧八郷町)、右:茨城県鹿嶋市〕

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常陸娘子(ヒタチノオトメ)の歌碑
「庭に立つ 麻手(アサテ)刈り干し 布さらす 東女(アズマオミナ)を 忘れたまふな」
常陸国府(府中城)跡に建つ[万葉集 巻四]
国守が離任の際に地元の女性が読んだ送り歌
〔茨城県石岡市〕

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高橋虫麻呂の歌碑
「筑波嶺の 裾廻(スソミ)の田井に 秋田刈る 妹がり遣らむ 黄葉(モミチ)手折らな」
筑波山の南東、やすらぎの森に建つ[万葉集 巻九]
〔茨城県土浦市(旧新治村)〕

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