コモンウェルス・ゲームが近づく(2006年2月27日) 3月15日から26日までメルボルンでコモンウェルス・ゲームが開催される。これは4年ごとに大英帝国の旧植民地が参加して行われるミニ・オリンピックのようなもので、今年は72カ国が参加の予定。開会式には英国女王が開会宣言をすることになっている。 開幕まであと2週間強となり、メルボルンも次第にムードが高まってきた。私が住んでいるアパートの前の通りはマラソンのコースになっており、窓から選手を見ることが出来る。日本が参加しないのでその分興味が薄れるがこちらに住んでいるとそれなりにオーストラリア選手の応援をすることになろう。 開会式には聖火に代わる英国から運ばれた女王陛下のバトンが市内を横切るヤラ川を海から船で遡って運んで来ることになっており、ヤラ川には写真のような72個の巨大な金属製の魚の像が飾られている。72個は参加国を象徴するものとの事である。 期間中はメルボルン各地で様々なイベントが開催され、各所に設置した大スクリーンで開会式の模様も見ることが出来るようである。 テロに備えて会場や人手の多い場所の警備や安全チェックも厳しくなる。大会には多くのボランタリーが参加するが各ボランタリー応募者の出身や背景をどの程度チェックできるか事務局も苦慮しているようだ。我々としては開催地の人々がお祭り気分になるのは良いが何事も無く安全に過ぎて欲しいと思う。 |