ソードワールドリプレイ
   〜〜〜魔法王国の愉快なお馬鹿達〜〜〜

第〇話   キャラクター作成「こうして彼等は無駄にする。」



GM さて、じゃあはじめるか。まだ一人来てないが、こっちに来てると連絡があった。あいつなら10分でキャラを作ってくれるだろう。というわけでキャラクターシーと配るぞ〜

プレイヤーK(男) ソードワールドか…久しぶりだな。

プレイヤーM(女) そうかな。前やったのもソードワールドだった気がするけど。

プレイヤーK  あれ?そうだっけ?

プレイヤーM その時のマスターあなたでしょ。(笑)

プレイヤーS(女) あれ,これテープとってるの?

プレイヤーK リプレイか!!そんなことお前がするのか!?

GM 暇つぶし程度にな。そらそら、さっさとキャラ作ってしまえよ。

プレイヤーK よ〜し。じゃあオレは人間で…能力値ダイスは全部2D6か…そりゃ。そりゃ。そりゃ…

プレイヤーS どうなった?

プレイヤーK 筋力『18』生命力・精神力は『22』。

プレイヤーM おお、すごい。一流の戦士ができるね。

プレイヤーK 器用度は『16』だが敏捷が『7』…お前はドワーフか!!(笑)

プレイヤーM じゃあ,ボクはドワーフを振ってみよう。えい、えい、えい…

プレイヤーS そのダイス目で…ドワー……フ?

プレイヤーM …最低の生命力。他もほとんどが平均以下。でも、知力と敏捷度が平均以上

プレイヤーK それドワーフじゃねぇ!!

GM なんかすごい事になってきたね。(引きつりつつも笑)

プレイヤーM これはもう知性のひらめきに目覚めるしかない。ラーダの神官にしよう。(笑)

プレイヤーK 
ドワーフが知性の閃きに目覚めるなぁぁぁぁ!!!

GM (引きつりつつまだ笑ってる)

プレイヤーS ドワーフと筋力バカばっかじゃあ。やってられないね。よし、私エルフやる。

GM (ホッとしつつ)神官に戦士にあとシャーマンか、後シーフだな遅れてくるプレイヤーHはシーフに決定。

プレイヤーS えっと…1D6+6でしょ…うわっ…で、こちが1D6で…「6」。あれ1D3で「5」だから『3』で…うわっ…

プレイヤーK そうだ、オレのキャラはプレイヤーMのドワーフと幼馴染にしよう。どうだ?

プレイヤーM あ,それいいね。こっちは女の子のドワーフだから、『兄者』とよぶんだね。

プレイヤーK うを…それはそれで萌え…(爆笑)

プレイヤーS (キャラ作成で悩んでる)う〜ん……

プレイヤーM ところでK,生まれは?

プレイヤーK おっと,忘れてた。これで一般市民が出たら『クラフトマン』技能をとるのだが…
「3:魔法使い」(爆笑)

プレイヤーM ソーサラー技能1レベル(爆笑)

プレイヤーK きなり決めた設定に無理がぁぁぁぁ!!

GM これは魔法戦士しかない!!!

プレイヤーS …よし決めた!!

GM ほへ?

プレイヤーS 私、戦士になる!!(笑)

GM ……エルフだよね?

プレイヤーS だってパーティーにソーサラーいるんでしょ。それに
筋力はエルフ族最高。

プレイヤーM いくつ?

プレイヤーS 
エルフ族最高の9!!

(一同爆笑)

プレイヤーS 私はエルフ最強の戦士になる!!

プレイヤーK エルフ族での最強の戦士か…あっさりなれそうだ。

プレイヤーM 目標は高いようで低いぞ。

GM ……(シナリオを見て悩んでる。)

プレイヤーS 低いか…じゃあ
エルフ最強の重戦士になる!

プレイヤーK キャラクター作成時に達成。他に誰もならないから(笑)

(一同爆笑)

プレイヤーH おっじゃましま〜っす。

GM やっと来たか。頼むオレを救ってくれ!!

プレイヤーH (即答)断る!!

GM 事情くらい聞いてくれよ。(泣)

プレイヤーH 事情?

プレイヤーK 筋力18だけどソーサラー(笑)

プレイヤーM ドワーフだけど知性の閃きに目覚めました(笑)

プレイヤーS 最強の戦士を目指すエルフ。(笑)

プレイヤーH ……なるほど、この個性に負けない個性的なキャラを作れということか。

GM ちっがぁぁぁぁう!!!!!

プレイヤーH ふっ「ボケ老人」から「お馬鹿な魔法戦士」までこなした個性第一主義のオレが負けるわけにはいかんのだ。職業は?

GM やめてぇぇぇぇ…

プレイヤーK シーフがいない。

プレイヤーH オッケイ。グラスランナーもいいけど、アレの性格は単純だからな〜。よし,人間で行こう。キャラシートくれ。

GM (力なく差し出す。)

プレイヤーH ホイッ…ホイッ…ホイッ…っと。ほぼ平均以上。筋力「20」が特記すべき事か…生まれは…『6:狩人』レンジャー1レベルっと…

プレイヤーS で性格は?

プレイヤーH (しばし熟考)…できた、武人の暗殺者!!暗殺相手に決闘の申し込みをして戦おうとする男。座右の銘は『清々堂々』!!

GM …ト〜ラ〜ンクひと〜つだ〜けで〜浪漫飛行へ〜IN THA SKY〜♪

プレイヤーK おお!?
ゲームマスターが突然歌を歌い出したぞ!!

プレイヤーH 
よし!!いい感じだ!!

(一同爆笑)

プレイヤーS う〜ん武人か…じゃあ、師匠と呼ばせてもらおう。

プレイヤーH ふっ。もう、お前に教えることは何もない。(笑)

プレイヤーK 盗賊が戦士に戦い方の何教えるんだ!!

プレイヤーS 心意気

(一同爆笑)

プレイヤーK そんなもんシーフに学ぶなぁぁぁぁ!!!!



それから数十分後、装備を買い揃える。



GM ……できた?

プレイヤーH もちろん!!もう完璧(笑)

プレイヤーK いや〜はちきれんばかりのソフトレザー。余剰筋力が11点もあってもうパンパン(笑)

GM ……自己紹介して。

プレイヤーK ドワーフに生まれるべくして生まれた人間。ドワーフの使えない古代語魔法を操る両親に連れられてドワーフの村へ。ドワーフと遊びドワーフに感化されつつも、立派な体格の魔法使いになることができました。

プレイヤーS 立派な魔法使いじゃないのね。(笑)

プレイヤーK 体格は立派。魔法使いとしてはフツー(笑)

プレイヤーM その立派な体格の魔法使いと幼馴染のドワーフです。幼い頃から病弱で、よく死にかけました。その臨死体験中に知性の閃きに目覚め、ラーダの教えに目覚めます。

プレイヤーH 臨死体験中は、お花畑の中で駆け回っているんですな〜

プレイヤーM あれ〜ここはどこかな〜?

プレイヤーK とそこに現れるラーダ神「うふふふふ。さあ,ドワーフのお嬢ちゃん。こんなところにいると危ないよ。おじちゃんと一緒においで。うふふふふふ…」

プレイヤーH 
お前のほうが危ないわぁぁぁ!!!変態誘拐魔かそのラーダ神は!!

(一同爆笑)

プレイヤーK で、まあオレの親父はラーダ司祭であると勝手に決まり。結果,こいつと知り合えたのだ。

GM ………

プレイヤーS 私はエルフ族最強の戦士になるべく日夜練習に励む熱血エルフです。夢はバ〜ンと大きく「金属鎧を着ること」(爆笑)

プレイヤーK ちいせぇぇぇぇぇ!!!

プレイヤーS エルフ族最強の戦士になるべく修行の旅に出ます。が,金属鎧の重量に絶望していた所を、プレイヤーHさんのキャラの熱い一言で立ち直り。今では心の師匠として敬って付いて歩いています。

プレイヤーH 「絶望するのはまだ早い!!エルフの最強の戦士となれ。それでも出来なければ、その時絶望すればいい。前を見ろ。そこにまだ道はある!!」

プレイヤーK ねえよ。

プレイヤーM 10レベルになったって筋力は増えませんからねぇ。

プレイヤーH 同感だ。

一同 あんたが否定するなぁぁぁぁ!!!

(一同爆笑)

プレイヤーH さて最後がこの私。幼い頃、盗賊ギルドの門をたたき。高い戦闘能力と格闘センスから、暗殺者として高い期待をかけられていた。彼自身,期待に恥じぬ努力を続けた為、すばらしい人間へと成長したのです。肉体的にも精神的にも。
 盗賊ギルドがこの問題に気がついた時にはすでに遅く、私は高潔な人格と暗殺者の才能を持つ,物の見事な役立たず暗殺者に完成していました。
 こうして,秘密兵器暗殺者からただの下っ端盗賊へとクラスチェンジしてしまった私は、これもすべて自分の腕が未熟であったためと誤解し暗殺者の腕を磨いているのです。

プレイヤーK 暗殺者としてのあだ名決定『マイリーの暗殺者』

プレイヤーH それはGOOD。決定しましょう別名「マイリーの暗殺者」

GM …たとえば〜君がいるだ〜けで心が〜強くなれる〜こと〜♪

プレイヤーH 
よし!!新曲突入!!

プレイヤーK 
うむ。それでこそゲームマスターだ!!このままセッションにもつれこむぞ〜!

一同  おお〜!!(笑)

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