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2.1.1.5 有価証券の取得・売却・評価損 |
http://www.fureai.or.jp/~h-itoh |
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有価証券のように、増加額・減少額ともキャッシュフローを伴う場合、3つのシステム化対応が考えられる |
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同様の勘定: |
定期預金、貸付金、借入金、社債 |
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尚、増加額がPL勘定側で見なし計算できないものも、同様の扱いとする |
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例: |
手形の割引額、支払手形満期決済、期日現金満期決済、設備売却未収入金回収、設備支払手形満期決済 |
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システム化対応 |
前提条件 |
対応方法の概要 |
コメント |
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サブシステム |
対象勘定にサブシステム |
キャッシュフローを伴う増加額または減少額を一般会計システムGLにインターフェース |
CFの各項目の内訳が補助簿 |
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インターフェース方式 |
が存在する |
する |
【サブシステム】でトレースでき、 |
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例:有価証券システム |
(財務会計元帳に書き込むと二重計上になる為、管理会計専用元帳【例: |
最も望ましい |
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カンパニズ元帳】に書き込む) |
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財務会計元帳とは別に |
例:有価証券の取得額を「有価証券取得勘定」の片側仕訳でインターフェースする |
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管理会計専用元帳が |
有価証券貸方額=有価証券勘定の増減額【財務会計元帳】 |
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必要 |
−有価証券取得勘定の増減額【カンパニズ元帳】 |
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一般会計システム |
GL残高ファイルに借方額 |
有価証券勘定であれば、借方額を有価証券取得額とみなす |
赤黒方式で修正されると、借方額 |
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GL残高ファイルの |
/貸方額がそれぞれ保持 |
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/貸方額が赤伝金額だけ膨らみ、 |
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借方/貸方方式 |
でき、レポートもそれぞれ |
借入金勘定であれば、貸方額を借入れ額とみなす |
ノイズとなる為、下記の運用が |
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表示できる |
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必須となる |
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割引手形勘定であれば、貸方額を手形割引額とみなす |
・借方の減額修正は借方のマイナス入力 |
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借方のマイナス入力、貸方 |
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・貸方の減額修正は貸方のマイナス入力 |
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のマイナス入力が可能 |
支払手形勘定であれば、借方額を支払手形満期決済額とみなす |
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暫定出力、 |
レポート定義時に設定した |
レポート出力時に、有価証券勘定であれば、有価証券取得額のディフォルト |
最も簡便な方法であるが、出力後 |
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手作業修正方式 |
計算式が、レポート出力後 |
値を¥0とする |
必ず数字のメンテナンスが発生する |
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も生きていること |
レポートに下記の式を埋め込んで置き、出力後、有価証券取得額を正 |
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例:合計や差引が計算結果 |
しい数字に上書きする |
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としての値ではなく、計算式 |
有価証券貸方額=有価証券勘定の増減額−有価証券取得額 |
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のまま残る |
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