彼はバンコクからやってきた。東京本社に荷物を届けにである。 彼自身も僕自身もこんなに早く実現するとは思っていなかった。 去年した約束を果たすべく、また私自身近くで見たことが無いということで「Mt.Fujiを見に行こう」ツアーは決行された。 |
朝、8時半に会社に集合。生憎の天気である。が、見ることができることを信じて出発。中央高速から富士五湖道路へ。最初の目的地山中湖。予定通り10時半に湖畔に立つ。しかし天気悪し。
去年は京都で「にしんそば」を食べ、「うなぎ」を食べ、今年は「もんじゃ」「ほうとう」を食べた君は日本人よりも日本食を食べてないかい? しかも「まいう」と。
帰り道に「こうもり穴」なる物を発見。
富士すばるラインで五合目まで上がる。雲の上に有るので富士山ははっきりと見えるし、眼下には雲海が広がっていた。
彼はレストハウスに飾ってある写真を指さし「これが富士山。雪が無いのは違う山に見える」としきりに残念がっていた。 実は私も富士山は初めてである。新幹線から見た富士山とはまた違った印象であった。
富士山をバックに記念写真を撮る。
左の写真を撮る時、彼は「でっか〜い」と叫んでいることをここに付け加えておこう。
さて、富士山を身近で堪能した後は、お昼ご飯である。山梨名物の「ほうとう」を食べる。
一口食べて出てきた彼の感想は、
「まいう!」
ちょっと残念である。
地底探検みたいでかなり楽しかった。
後から聞くと、私には見えなかった「こうもり」と彼はちゃんと見たらしい。
天気も悪くなってきた、3時頃帰路につく。 が、しっかりと綾瀬バス停付近で渋滞に巻き込まれたが・・・ とっても楽しい一日でした。日本人でありながら、なかなか近寄る機会が無かった富士山に行けたこと。 ところで、彼は国に帰った後家族とかにこの日のことをどのように言うのでしょうか?
帰り道は東名高速である。来た道を戻るなんてつまんない。
迷ってもいいから、違う道で帰ろう!!これが散歩である。
ちょっと聞いてみたい気もする。日本語じゃないと分からないけどね。