2001.10.28

 

土曜日。仕事帰りにとある会合に顔を出す。そこで会った友達に
「明日、暇?」
開口一発それである。確かに明日は日曜なので暇ではあるが・・・。
「じゃあ、栃木へ行こう!」
「???」

詰まるところ、国内最高峰の自転車レース「ジャパンカップ・サイクル・ロード・レース」が栃木の森林公園で行われるらしい。自転車レースなんて今まで見たこともないので、行くことにする。
夜1時に集合。関越道で栃木へ。
夜中に会場へ着き一周してみるが、まさに峠である。こんな所を自転車で走り抜けるなんて、とんでもないことをするもんだ!
ぐるっと一周した後、今夜の寝床を探す。丁度良い広場があったのでそこで車内泊。周りにも観戦者らしき車が沢山止まっていた。

左の写真は、翌日の同行者のわびしい朝食作りの風景である。

朝一番は何とか降り出さずにいたのに、スタートすると雨が降り出す厳しい状況。午後には土砂降りになる。
自転車といえども速い速い!これはほんとうに驚きである。サポートしている車が必死に付いていこうとするのである。峠で道が狭いという事もあるだろうが。自転車を漕いでいる選手はもちろん、サポートとして来るまで追いかけているドライバーも腕が良くないと大変である。

自転車レースの面白いところは、選手が通過するとギャラリーが移動することである。1周するのに30分ほどあるので、同じところで見ていてはつまらないと、いろんなポイントへ移動である。最初は山頂で見ていた我々も、最後はゴール地点へ移動する。もちろん徒歩である。初めは「えっ!!」と思ったがやってみるとこれが意外と楽しい。一つのレースで色々見られるのである。

途中の雨に祟られ、体力を大幅に消耗した今回の観戦。レースしている方もつらいだろうけど見ている方もつらかった。本当にざーざー降り。おちおちカメラも出せないのだ。クツが浸水してきたことが精神的なダメージを大きくした。帰りに宇都宮で餃子を食べようと考えていたが、会場の出店の餃子でお茶を濁してしまう。
今度はもっと天気のいい日に観戦してみたい。光量足りなくて、写真が撮れなかったので今回の写真はほとんど有りません。

結論  とにかく自転車は速かった。