スタットキャスト (Statcast) (2018.4.16)
□ 大谷の凄さが分かる「スタットキャスト」 real sound.jp 2018年04月10日
スタジアムで起こったプレイをすべてリアルタイムで細かく分析し、選手の身体能力やプレイ精度の高さを数値として解析するテクノロジーが、メジャーにはある。
2015年から全チームのホーム球場に導入されている「スタットキャスト」というシステムだ。
「スタットキャスト」は精度の高い目標情報を得るための軍事技術・追尾レーダーや対象を複数の方向から捉えるステレオカメラなどの
テクノロジーを利用し、球場で起こっているあらゆることをリアルタイムでトラッキングする技術だ。
打球の速度や飛距離、ピッチャーが投じたボールの球速や回転数はもちろん、守備選手の移動ルートや送球の精度から、
走者が次の塁に至るまでのスピードや歩数まで、全ての情報を取得し、テレビ視聴者に対して即座に、そのプレイのすごさを伝えることができる。
当然、そのデータは各チームが強化戦略を練る上でも重要なものになっている。
これまでは指導者が経験的に理解してきた投球や打撃のポイントも、数値化して分析することが可能になったからだ。
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[トラックマン(Trackman)とは] ソース:BASEBALL GEEKS 2018.2.7
トラックマンとは、デンマークのTRACKMAN社が開発した弾道測定機器のことだ。
迎撃ミサイル「パトリオット」の開発で生まれた技術を転用して開発された製品で、ドップラーレーダーによってボールをトラッキング(追尾)することが出来る。
日本プロ野球でも2015年の楽天を皮切りに、続々と導入球団が増えてきている。
球速や打球の角度、リリースポイントや回転数といった様々な取得データは非常に高精度で、各球団はチームの強化や戦略に活用している。
勘違いされがちだが、トラックマン=スタットキャストではない。
スタットキャストは、トラックマンや複数の光学高精細カメラを駆使し、グラウンド上の選手やボールの位置などのデータを記録・数値化するシステムだ。
つまり、トラックマンのデータは、「スタットキャストの一部」なのだ。
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いきいき自己実現
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