電子タグ (2018.2.18)
□ <無人レジ>POSシステムを超える! 電子タグで流通革命   毎日新聞 2/18(日) 13:00配信   ◇レジ前の行列が消えた   「ピピピッ!」。ペットボトルや菓子パンを入れた買い物かごを青く光る無人レジに置いた直後、   電子音と共に商品名一覧とトータル金額がレジのディスプレーに表示される。   タッチパネルの「お支払へ」ボタンに触れ、電子マネーかクレジットカードを読み取り装置にかざすと、ほんの1〜2秒で精算が終了した。   東京・霞が関の経済産業省内にあるコンビニエンスストア「ファミリーマート」で2月14日から始まった無人レジでの高速決済の実証実験。   コンビニの商品には一点ずつ電子タグがはり付けられ、無人レジには電波を利用して電子タグのデータを読み取る技術   「RFID(Radio Frequency Identification)」を活用した決済装置が設置された。   決済装置の上に買い物かごを載せるだけで、購入点数にかかわらず一瞬で会計が終了。   現行のように一点ずつ読み取らないのであっという間だ。   レジで読み取りが不十分だったとしても、店舗出入り口にRFIDゲートを設置すれば、盗難や未精算を防止できる仕組みだ。   経産省の担当者は「利用客のレジ待ち時間が大幅に短縮し、店員もレジ業務から解放される」と説明する。    全文  [以下、本文から部分的に抜粋]   無人レジの実現に向け、商品の電子タグを読み取って高速決済できる新たな流通システムの実証実験が始まった。   実用化すればメーカーの生産効率化なども期待できる。   バーコードを使ったPOS(販売時点情報管理)システムを超える流通革命をもたらす可能性を秘める。   例えば、食品メーカーが製造した商品は「物流センター」「店舗への入荷」「陳列棚への品出し」「レジ精算」と、   RFIDリーダーのある場所を通過するたび、商品一つ一つの流通状況がリアルタイムで把握できる。     「買い物内容がビッグデータとして流通製造で活用されれば、より良い商品が良い形で配送されて店に並ぶ」ことが期待される。   現段階では、商品ごとに付けられる電子タグは5円ほど。1円ほどに下げるよう期待されている。   電子タグの普及目標は2025年。
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