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XEVIOUS

― 力こそパワー MIX

 

 

 

 

 

 

【ストーリー】

 

 

西暦2000年、地球は超知性体ガンプに率いられたゼビウス軍の攻撃を受けた。

 

地球よりはるかに進んだテクノロジーを有し、

核兵器も含めて破壊不可能な物質イル・ドークトで武装したゼビウス軍の前に南アメリカは制圧された。

打つ手を持たない人類に、惑星ゼビウスよりシオナイトに乗り数千年ぶりに地球に帰還した

ムー・クラトーとアンドロイドのイヴが救いの手を差し伸べた。

 

彼らの語るところによれば、現在地球に侵攻しつつあるガンプは、

かつて紀元前12000年の地球上に存在した文明により、

人類に奉仕するために創造されたバイオコンピューターである

ガンプの六つのレプリカの一つに過ぎない。

 

ガンプは自身のドークト(ESP能力)により逆に人類を支配しようとし、

彼自身の六つのレプリカと、彼に従う人類を宇宙の六つの惑星に送り出していた。

残された人類は抜け殻同然のオリジナルガンプを破壊するが、レプリカのESPにより殲滅寸前になる。

 

ガンプを構成する脳細胞の提供者である、ラスコ・クラトーのESPにより滅亡は免れたものの、

14000年後に六つの惑星が地球を中心に交錯(ファードラウト)する時、

地球上には真のガンプが再生され、全人類はガンプの奴隷となる。

ムーたちの助力により、イル・ドークトを破壊するスパリオを放つ戦闘機ソル・バルウを建造した人類は、

ファードラウトを阻止すべく、南アメリカのゼビウス軍拠点へと出撃する。

 

 

 

 

 

 

【偉大なゼビウス】

 

 

 

当時流行っていたゲームの常識をあらゆる角度から覆した伝説的ゲーム。

まず特筆すべきはその設定の緻密さ。

『遠藤雅伸』氏が練りに練って作り上げたストーリーが

想像力をえらい刺激してくれたのを覚えているなぁ。(´∀`)

 

・・・まぁ、ゲーム上ではカケラも語られないんだけど。

 

ストーリーをムービーで語りつつVR対応のソルバルウ(1991)を復活してくれないかな。

 

あとは、グラデーションを多用したグラフィック、

プレイヤーの技術に対して難易度が調整されていくシステム、

今では割と普通だけど『隠しコマンド』『隠しキャラクター』は

ゼビウスが世界初だったんじゃないかな。

 

ちなみにWikiによると、この隠しコマンドが掲載された雑誌は数日で完売したらしい。

 

え、雑誌名?

 

それは『コンプティーク』という雑誌。

今でも続刊していたはず。

 

まぁ、ワタクシは別の目的で買っていましたが。(;´∀`)

 

 

 

ソルバルウ

 

 

 

ゼビ語でいうところの太陽の鳥である防衛軍最新鋭戦闘爆撃機。

まぁ、言ってしまえばF/A(ファイター&アタッカー)ですな。

 

対空攻撃は『ザッパー』

対地攻撃は『ブラスター』

 

その攻撃音も非常に独特で、それを聴くだけでゼビウスとわかる程に印象的。

今回のアレンジにもちょっとだけ使ってるから、心して探してみるよォに。

 

 

 

【敵キャラクター】

 

 

 

結構多いからすべては割愛、というかWikiを見るよろし。Σ(゚Д゚)エッ

 

 

 

いくつか子供心に「よく考えられているなぁ」と感心したものを紹介してみると・・・。

 

 

 

絶対外せないのが『バキュラ』という鉄板。

コヤツが硬い、硬い、硬すぎる。

それもそのはず、まさかの壊せない敵

 

聞いてないよ!とか突っ込んだアナタ。

お互い256発、頑張りましたな。(´―`)

 

ちなみに、256発で壊せるというのはデマだと『もじぴったん(ナムコ)』で

ソルバルウ本人が言っていたらしい。

 

ご購入は887800(税込)

 

ザッパーでさえ壊せないわけだから、考え方によっては破格だと思う。

むしろ欲しい。(;´∀`)ハァハァ

 

設定としてはゼビウス軍の建築資材らしい。

 

 

続いて、ボスである『アンドアジェネシス』も外せない。

コアを破壊すれば完全停止するわけだけど、スコアアタックする場合には

コアの周囲に4つある『アルゴ』を破壊してからコアを破壊しないと

アルゴのぶんの点数が入らないから、ついつい無理しちゃうわけですね。

 

そして、死ぬor逃げられるわけですね。

 

ワカリマス。

 

 

(#゚Д゚)ワカルカ!

 

 

あとは、後に発売された『ソルバルウ』という体感ゲームで

アンドアジェネシスが出現したシーンは鳥肌立ったなぁ。

ファミコン版はハードの仕様で背景に組み込まれていたから

てっきり地上の要塞だと思ってたけど、

実際は上から来るぞ!気をつけろ!(by.デス様)

だったのには本当に驚いた。

 

ふわ〜っとアンビエントな音楽と共に上からご登場。

Youtubeやらに動画があると思うから、ぜひ調べてみてほしい。

 

 

 

あとは『ガルザカート』っていう最大級の自爆をかましてくれる敵。

高速で突っ込んできたあげく16発の『スパリオ(高速弾)

4発の『ブラグスパリオ(壊せない誘導弾)』を置き土産。

スパリオは壊せるからまだいいけど、ブラグの方は追いかけてくる上に壊せない。

まぁ、ザッパーを当てれば得点にはなるけど、とにかく避けづらい。

ちなみに『ザカート』というのはアンドアジェネシスの周囲にブリブリ出てくる

黒い球状の敵で『ガル』と頭につくことで『大きいザカート』という意味になる。

 

ガル・・・ガル?

 

 

( ゚д゚)ハッ!

 

 

頭〇戦艦ガルってそういう・・・。

 

 

頭脳が大きいわけですね。

 

 

なるほどー。(棒読み)

 

 

 

【海賊版】

 

 

 

『ゼビオス』ってのと『バトルス』ってのが有名かな。

4文字にした辺りは多少の良心があるんだろうか。

 

それにしても、ゼビオス・・・。

 

どこのお国がやっちゃってるのかよくわかる気がする。

今でもあんまり変らないよね。(;´∀`)

 

 

 

【ゼビウスと噂】

 

 

 

ゼビウス星が出現するエンディングがあると、田尻智氏(ポケモンの生みの親)によって広められたデマ。

前述のバキュラに256発じゃないけど、本当にデマの多いゲームだったなぁ。

エリア7の地上絵のクチバシの先端にブラスターを連続で撃ち込むと

70,000点のボーナスというデマもあった。

 

どうもこの感じは、ネットのまことしやかなデマに似てる。

『もしかしたら』『簡単に試せない』という事がそういうデマに真実味を持たせてしまうんだろうねぇ。

 

よく考えると『ファミマガ』にあったウソテク(嘘の技)

そういった背景ありきの企画だったのかもしれない。

 

 

 

こういう噂やデマが多く出るのもゼビウスが超名作であった証拠。

今でも遊べる機会はたくさんあるから、折をみてプレイして欲しい。

 

 

 

 

 

 

〜 あとがき 〜

 

 

今回はやりたかったけど何となく避けていたゼビウスをアレンジしてみた。

避ける理由はもう完成したアレンジが多すぎて何ができるのかわからなかったから、と

作曲者の『慶野百合子』氏があまりに偉大だからですなぁ。

 

慶野氏は国内ゲーム業界初の音楽専門職として入社した人。

さらに言うなら、このゼビウスを『YMOの細野晴臣』氏が気に入って

世界初のゲームミュージックのサントラを発売したという功績がある。

 

よって、ゼビウスはゲームミュージックの始祖のようなもので・・・。

 

PODがそういう有名曲をやらないのは、実力のなさだけではなくて、恐れ多いから

というのもある。

 

今回は思い切ってやってみたけど、やっぱり賛否あるだろうなぁ。(´∀`;)

 

まぁ、賛否の賛だけなら聞くよ!聞くよ!

 

 

2018.11.18 RAYSLAY

 

 

作戦司令部に帰還する

 

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