Project OverDrive
― LEGENDARY
QUICK FIRE MIX ―
【ストーリー】
―― 時空新世紀XXX年。
宇宙を航行する船が正体不明の敵から
無差別攻撃を受けるという事件が続発していた。
事態を重くみた惑星連合軍は、原因究明のため大型戦艦を出撃させた。
しかし、帰ってきたのは調査報告を搭載した通信カプセルだけだったのである。
この報告によって、敵は人工頭脳に制御された巨大な浮遊大陸であることが判明。
この浮遊大陸を破壊できるのは、最新小型戦闘機『シーザー』以外には
考えられないという結論に達したのであった・・・。
キミの任務は全宇宙から選び出された、ただ1人の宇宙戦士としてシーザーに乗り込み
浮遊大陸をコントロールしている人工頭脳を破壊することである。
※原文ママ
【秒速16の衝撃】
まあ、スターソルジャーと言えばコレだと思う。
ハドソン(現コナミ)の元社員である高橋名人なくしてこのゲームは語れない。
ゲームの世界でリアル『名人』の役職を持っているのもすごいけど、
なんと言っても1秒間16連打という神業。
最盛期は『シュウォッチ(連射測定機)』で1秒間17連打までいったらしいけど、それはそれ。
誰が何と言おうが1秒間16連打だろう。
これで心ときめかないオッサンは布団に入って寝なさい。(´・ω・`)
このゲームは元々ハドソンがFC移植した『スターフォース(テクモ)』の続編として
『スーパースターフォース』の名前で作られていたけど、
本家テクモが『スーパースターフォース』を発表したもんだから
結局『スターソルジャー』として作り直すことに・・・。
いや、作り直して良かったなあ、ほんと。(´―`)
もちろんスターフォースも名作だけど、
スターソルジャーによって生まれたものも数多くあると思う。
大体にコレがなければ後に続く『ソルジャーシリーズ』も作られなかっただろうし。
【キャラバンと名人ブーム】
当時では珍しかった"全国巡業"ゲーム大会とも言える『ファミコンキャラバン』は、
単純なスコアアタックだけど、子供心に「ゲーム大会」という響きは魅力的だった。
ちなみにスターソルジャーは第2回全国キャラバンの公式認定ゲーム。
※第1回はスターフォース。
まあ、身近なもので順位を競うなんてのはスポーツくらいだったし、
それを「ゲームで勝負!」という衝撃は忘れられない。
しかも、面白いのは相手を攻撃する対戦ではないため、
常に己との勝負だということ。
ゲーマーの集中力はこういったところから養われていたに違いない。
さあ、みんなもっとゲームやろう。
ゲームは1日1時間!(゚Д゚)
・・・まあ、だよなー。(´・ω・`)
あとは、空前のファミコンブームに乗っかって各社の名人ブーム。
コロコロコミック(小学館)でも漫画が連載されていたし、
高橋名人に関してはコナミの毛利名人と対決する意味不・・・失礼、
大体(?)ノンフィクションのスペクタル映画まで公開された。
力の高橋名人 VS 技の毛利名人。
・・・ハリウッド映画化すればイイのに。( ´ー`)
高橋名人役にブル○ス・ウィリスで。(ボソ
とりあえず16連打でスイカを割るシーンはCGなしで。
【宇宙戦士について】
このゲームを語るとどうしても結構な比率を高橋名人に持っていかれてしまう。
それじゃイカンから少しはゲーム内容にも触れておこう。
まず、スターソルジャーっていうんだから、星戦士じゃないかなあ・・とか、
宇宙戦士だとスペースソルジャーだと思うんだけど、そこは関係ないよ!と怒られそうな。
それにラスボスがタイトル画面から自己主張しているとか・・・。
映画予告じゃあるまいし、そりゃ全宇宙が泣くなあ。(´ω`)
基本的にはオーソドックスな撃ち込みSTGだけど、
トップビューSTGで地形の裏側に潜れるのは斬新だったし、
裏ステージ(2周目)で敵のデザインが変わるのもイカス。
あとは意外に多い敵の種類は約40種。
今のゲームと比較しても結構多い気がする。
パワーアップは3段階で、MAXパワーアップでショットが放射状の5WAYになる。
ただ、MAXだとフロント1発しか撃てないから
戦況によってはフロント2発撃つ3WAYの方が良いことも。
しかし、一度3WAYになったものは一度シールドを失うか、裏パワーを取らない限り
5WAYに戻れないというトラップ付き。
隠しアイテムも面白いものが多く『高橋名人の16連射』で高速連射を手に入れたり
1発で通常弾16発分の威力を誇る『スーパーレーザー』もある。
ふーむ、これは ラザロ に死相が見えますな。( ´ー`)
そういえば、ラザロはCERO指定Zなんだろうか・・・。
気になって夜も眠いときしか眠れない。(´・ω・`)
まあ、現在はWiiやPSPの『ソルジャーコレクション』で遊べるから、
興味のあるひとは遊んでみるといいかもしれない。
じゃ、最後にもう一度。
ゲームは1日10時間!(゚Д゚)
※高橋名人ゴメンナサイ。
〜 あとがき 〜 今回はハドソンの名作STG「スターソルジャー」をアレンジしてみた。 もう、これに関してはほとんど説明が要らないと思ってたけど、意外と 忘れているひとが多い事実。(´・ω・`)マジカ…。 まあ、現在のオッサンゲーマーもファミコンブームの時は子供だったから、 買えるゲームの数なんて年間2〜3本くらいだったのに対して、ゲームの 発売本数は増える一方。そんなだから、友人同士で貸し借りというのが 当たり前になっていたワケで。 すると、ドラクエ等のRPGは別として、基本的に誰かが買ったものは 被らないようにみんな意識していたんだけど、自分が選ぶタイトルは何故か ナチュラルに誰とも被らない という、不思議な思い出が・・・。(´・ω・`) ああ、だから、今のPODがあるんだな、わかるわかる。 わかるか!ヽ(`Д´)ノ ・・・まあ、確かに変わり種が好きだったけどなあ、それにしても(ブツブツ さて、感動的な実話はこのくらいにして、曲の話も書いておこう。 まず最初に、冒頭で流れるタイトル画面の曲はファミコンの原曲音。 素晴らしい原曲の作者国本剛章氏に敬礼。(`・ω・´) 途中のパワーアイテム取得音と最後のパワーアップ曲も同様に原曲。 通信とアラート音はN64の『スターソルジャー・バニシングアース』から。 一応、雰囲気を出すために通訳しておくと。 1:26 (警告音) 1:28 敵巨大空母が離陸します。警戒モードに入ります。 1:33 (パワーアップ) 2:43 エイブラハム2より緊急連絡。回収限界まであと2分。 急いで帰艦してください! 2:55 急いで帰艦してください!
早く! まあ、ゲーマーならこの流れでワクテカしないヤツはおるまいて。(´―`) さて、ファミコン戦士諸君。そろそろ右腕の準備運動は済んだ頃だろうか。 出撃の準備はいいか?人差し指はまっすぐボタンの上に置く。 ムダなチカラは抜け。強張っては良い連打ができないぞ! 連打のしすぎで腕がつってからが本番だ! さあ、Let's 連・・・ いえいえ、ワタクシ ジョイカードですから。(`・ω・´) チッ、ブルジョワめ。(゚听)、ペッ 2013.1.28 RAYSLAY |
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