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ソロモンの鍵

STONE CHAMBER MIX ―

 

 

 

 

 

【ストーリー】

 

 

―――混沌の時代。

 

世界には多くの悪霊や魔物が存在した。

 

そこで、偉大なるソロモン王は魔術を研究し、はびこる悪霊たちを

地下深くにある星座宮へ封印したのである。

 

同時に、その魔術の全てを魔法書『ソロモンの鍵』に記すという伝説も残した。

 

時は流れ、その伝説を追い求める道士が現れた。

彼は長い旅の末、ついに星座宮を発見し『ソロモンの鍵』に辿り着く。

しかし、彼が魔法書を手にしたその瞬間、封印が解け悪霊たちが解き放たれてしまう。

 

そして、再び世界は闇に包まれた。

 

 

妖精の園『ライラック』の王である『ユトラ』は、ひとりの魔法使いに世界の修復を命じた。

 

その魔法使いの名を『ダーナ』という。

彼には『換石の術(かんせきのじゅつ)』という特殊な能力があった。

 

王の命を受けたダーナは、ついに禁断の地『魔の星座宮』へと足を踏み入れた…。

 

 

 

 

換石の術とは―――

 

空間に堅牢な石を生成することで、進むべき道の足場を作ることができる。

そして、生成した石は悪霊たちの攻撃を防ぐ盾にもなる。

 

更に、再度術を唱えることにより、同系の石を破壊することもできる。

 

 

頭突きの術とは―――

※ そんなものはない。

 

頭上の石は換石の術が届かないため、頭突きで破壊する。

某配管工でさえ手(パンチ)を使うというのに、彼に至っては頭からいく。

 

魔法使いというより、中々の

 

武闘派である。

 

旅の途中、ダ○マの神殿にでも寄ったのだろうか…。

 

 

 

そして、換石の術以外に使える唯一の魔法が

 

ファイアーボール。

 

ダーナはこの魔法を駆使し、敵を倒すこともできる。

ただし、彼のファイアーボールは宙を飛ばないで、壁を這うように移動する。

 

よく考えないで唱えると想定外の方向へ炎が転がっていくため、

 

よく…もとい、たまに妖精が

 

焼死する。

 

この件について、妖精王ユトラは何と言っているのだろうか…。

 

 

それから、頼みの綱である換石の術も万能ではなく

『カミーラの鏡(敵が出る鏡)』の前など、生成できないエリアがある。

 

それから、景品交換所の前でも使えず、そこで使えるのは

 

換金の術だから注意すること!

 

 

 

 

〜 あとがき 〜

 

 

今回はテクモの名作アクションパズル「ソロモンの鍵」をアレンジしてみた。

この曲は元々バロック調の雰囲気があるから、それじゃ室内楽っぽくやろうと

バイオリン・ビオラ・チェロ・チェンバロ(ハープシコード)を伴奏にして、

主旋律をクラリネットのソロでつけてみた。結構うまくまとまったと思う。

 

原曲は複雑な動きをしているようだけど、基本はキッチリと作られていて、

アレンジするのにそれほど難儀しなかったのはよかった。(´―`)

 

ただ、サビ(?) の効果音みたいな『下降する音』が楽器で上手く再現できず、

結局サンプリングして使うことに…。

 

いや、ちゃんと耳コピーしたけど、何ともが出ないのよ。

 

…え? あの味がわからない?

 

出直してこい!ヽ(`Д´)ノ

 

 

ちょっと暴走した。

 

まぁ、あの音があるとないで大幅にイメージが変わるのは事実。

ちょっとした音にその曲の(というのは言い過ぎ)が込められている場合もあるんじゃないかな。…たぶん。

 

ほら、昔の作曲家なんてたった一音をどっちに動かすか悩みすぎて、完成まで何年もかかった、なんて話もあるくらいだし!

 

 

…え? オマエはどうなのかって?

 

そりゃあ、悩まんよ。禿げるから。

 

2012.4.30 RAYSLAY

 

 

作戦司令部に帰還する

 

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