Project OverDrive

Lode Runner

― そこはハナノアナ MIX

 

 

 

 

 

 

【ストーリー】

 

 

ようやく人間になれた悪のロボットが

今度は金塊を盗みまくりつつ、かつての同僚を埋めまくるゲーム。

 

平たく言うとボンバーマンと同じ世界のお話。

 

元ネタのブローダーバンド版(1983)は『バンゲリング帝国3部作』のひとつにあたり、

宝物庫から金塊をゲットしつつ、帝国から脱出するお話。

 

 

・・・一体どこで間違ったんだろう。(;゚д゚)<バーイハドソン

 

 

ちなみに、ロードランナーの前身となるのが『ダグ・スミス』作の『Miner』というPCゲーム。

ちなみにMinerとは『炭鉱夫』という意味。

 

 

ふーむ、確かに穴は掘るけど、金塊は盗らない・・・

 

 

 

 

【レーザーガンと私】

 

 

横に撃てばいいのに、床に穴を開けることにしか使わない。

ファミコン版の何となく可愛いロボットとは違って、元ネタは

まあまあキッツイモンスターっぽい何かが追い回してくる。

 

もう直に撃てばいいのに!

 

・・・とか言っちゃうアナタ。

 

ゲームに向いてませんな。(´―`)

 

 

 

 

【ハドソンvsブローダーバンド】

 

 

原作は1画面に収まるパズル性の高さを売りにしていたんだけど、

ハドソンはファミコンへ移植するにあたり横スクロールを導入。

これに対して本家はNGを出したわけだけど、当時の工藤取締役と高橋名人によって

説得したという伝説がある。

 

 

 

まぁ、ファミコンは低年齢層も対象にしていたから、キャラを大きくしたところ

1画面に収まらなくなったというのがスクロール制した理由のようで、

結果的にアクション性は高まったと思うし、これはこれで良いアレンジだったと思う。

ちなみに、本作でもこの時代に結構流行っていたステージエディットができたけど、

最後まで作りきった記憶がないのは正にその『低年齢層』だったからデスネ。

 

 

 

【アーケード版とApple II版】

 

 

アーケードはアイレムが移植にあたったわけだけど、スペランカー先生みたいに

落ちたら即刻死ぬと書いて即死にはならなかったのは幸い。

また、Apple II 版にある『Miner』を製品化したものがロードランナーとなるんだけど、

ロードランナーには炭鉱を駆け抜ける者という意味がある。

 

 

ふーむ、確かに穴は掘るけど、やっぱり金塊は盗らない・・・

佐〇島とかでやったら真実味ありそうだけど。

 

 

 

【売れた、売れた】

 

本国アメリカでは15万本売れたようだけど、

ファミコンの国・日本では200万本売れたみたい。

 

ダグ・スミスはこれ1本で『プール付豪邸とモーターボート、ポルシェ2台』を買えたらしい。

金塊ゲットするゲームで本当に金塊ゲットしてしまうとは、さすがと言うか何と言うか。

 

 

何にしても、今のご時世ではAAAタイトルでもない限り、中々難しい本数を売っている事実。

当時は如何にゲームに飢えt・・・もとい、盛り上がっていたのかが伺える。

ちなみに、201211月にはオールタイム100ビデオゲーム(米タイム社)にも選ばれている。

 

 

正に名作!(`・ω・´)

風化させてしまうには惜しいから、みんな是非ともプレイしておくれ。

 

 

 

 

 

〜 あとがき 〜

 

 

今回は、実に何年ぶりかの重い腰を上げてロードランナーをアレンジしてみた。

PCを買い替えたから、音源の移動ついでに作ってみたんだけど、気づいたら

中々よくわからんアレンジになっていて、ワタクシそれなりにご満悦。(´―`)

 

今までのPODとはちょっと違う感じかもしれないけど、よく聴くとちゃんと

テーマは入ってるしモチーフも活かしてある・・・はず。

 

あと、今回耳コピの必要がなかったのはラクだったなぁ。

この曲はこれでもか!』ってくらい単・・・シンプルだからね〜。(;゚ω゚)

 

ただ、さすがにリズムだけで押し切るのはムリがあったから後半に少しだけ

オリジナル要素を入れてみたけど、これはこれで賛否分かれそうな・・・。

 

まぁ、ロードランナーが今の時代に出たらこんな感じかな?ってノリで

聴いてもらえるといいかも。(´―`)

 

 

2018.11.06 RAYSLAY

 

 

作戦司令部に帰還する

 

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