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奇々怪界

― 小夜のそこのけお祓い修行MIX

 

 

 

 

 

【ストーリー】

 

 

物の気に憑かれし者。

祈願達成を望む者。

他々難問を抱えし者。

 

福の神々助けし者に、ご利やくあること受け合成り。

 

・・・というのが、当時のキャッチコピー。※原文ママ

大まかな流れは、さらわれた『七福神』をひとりずつ助けていくお話。

 

 

 

【小夜という巫女】

 

武器は『お祓い棒』と『お札』の2種類を使う。

特殊攻撃としては『水晶玉』でボスの動きを止めたり、画面の敵を全滅させたりできる。

 

一応、職業は七福神に仕える巫女となっている。

 

そこまではいいんだけど、この『小夜』はシリーズ通しての主人公に関わらず

作品ごとに別人という設定があるらしい。

 

たしかに、そう言われてみれば思い当たるフシがある。

そう、毎回キャラのイメージが違いすぎるんだ。

 

 

小夜シリーズ

 

左から『初代』『PCエンジン版』『月夜草子』『謎の黒マント』『あどばんす』『奇々怪界2(未発売)

 

 

なにがなにやら。(´д`;)

 

 

まあ、別人という設定があるから間違ってはいないんだけど、

まさかの小夜自身が一番 奇々怪々 とは・・・出オチみたいなもんかな。

 

ちなみに『奇々怪界2』はPS2で発売予定だったのが発売中止に。

中止の理由は『諸般の事情』となってるけど、さすがにやりすぎな気もするし、

往年のファンにはこれで良かったのかもしれない。

 

あと、よく間違われてるのがタイトルかな。

 

奇々怪々ではなく奇々怪が正解。

 

まあ、どっちでも意味は通じそうだけども。

 

それから、あまり触れてはイケナイ気もするけどFCディスクシステムで発売された

『怒涛編』の表紙に描いてある小夜がヒドイことに・・・。

 

 

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・・・?

 

 

もはや、巫女かどうかすら怪しい。

いい感じで呪いそうだし・・・。

 

とは言え、巫女を題材にしたゲームとしては超有名タイトルだし、

肝心のゲーム内容もきちんと作られていてホントに名作だと思う。

 

機会があれば是非プレイしてみてほしい。(´―`)

 

 

 

 

〜 あとがき 〜

 

 

今回はタイトーの超有名アクション『奇々怪界』をアレンジしてみた。

このゲームは元々曲が少ないけど、このテーマはとても存在感があって

好きだったなあ。(´―`)

 

和風というより童謡がベースになってるんだろうけど、ノリの良いBASS

支えられて、イイ感じでPOPさも出ていると思う。

ちなみに、この名曲を作ったのは『影の伝説』や『ダライアス』でお馴染みの

小倉久佳氏。わかるひとにはOGRのほうが通じるかもしれない。

 

それから、今回はいつもよりアレンジ色が強くなってしまった気がする。

PODは原曲ありきだから、原曲で鳴っている音は9割方入れているんだけど

ちょっとボリューム不足だったから、つい音を足しまくってしまった。

 

イメージとしてはコミカルとシリアスの融合みたいなものを目指してみた。

映画っぽいストリングスとちょこまかしたシンセがいい味だしてると思う。

それから、ラララララの声や歌はボーカロイドのIAで入れてみた。

意外といい塩梅で入ったんじゃないかな。(´―`)

 

原曲のサントラは『タイトーゲームミュージックVol.1』に収録されている。

まあ、中古ショップでもそこそこ出回る物量はあるから、興味があれば

探してみるのもいいんじゃないかな。

 

ゲーム動画はYoutubeやらですぐ見つかると思う。

暇なひとは今回のアレンジと原曲を聴き比べてみるのも面白いかも。

 

あと、冒頭の笙(しょう)っぽい部分は原曲のサンプリング。

色々試してみたけど、あの味を再現することは難しかった。(´・ω・`

昔のゲーム音楽って工夫された音が使われていることが多いから、どうしても

その音があるからこの曲みたいな思い込みがあったりする。

実は、この他にも効果音的に入っていた音が再現不可能だったんだけど、

こっちは何とかごまかしながらやってみた。何とかなった…はず。

 

まあ、どうでもいいけど『うしろの正面』って、何かコワイよな。(゚ω゚;)

 

 

2013.1.10 RAYSLAY

 

 

作戦司令部に帰還する

 

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