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FINAL FIGHT

BOUNDARY OF JUSTICE MIX

 

 

 

 

 

 

【ストーリー】

 

 

 

超犯罪都市『メトロシティ』

 

 

ここには平和も秩序もない。

 

 

あるのは 暴力 と 死 だけだ。

 

 

市長『マイク・ハガー』は、シティを正義ある町にするため

巨大な暴力集団『マッドギア』に徹底的な攻撃を加えた。

 

 

だが、彼を待っていたのは、もっとも卑劣な報復だった。

 

 

1989年のことである・・・

 

 

 

01

 

 

「ん、私だ。マイク・ハガーだ!」

 

 

「へっへっへっ 市長さんよ。初めてお耳にかかるなあ」

 

「おっと、切ると後悔するぜ。

なにせ、娘の命がかかっているからなあ」

 

「なに!ジェシカに何をした!キサマは誰だ!」

 

「まあ、焦るな。 そこにあるTVをつければわかるかもよ」

 

02

 

 

03

 

 

「キサマぁ〜」

 

 

「あんたはやりすぎた。

町は今までどおり俺たちマッドギアの好きにさせてもらうぜ」

 

 

04

 

 

「これ以上警察を介入させるなら、ジェシカの命はないと思いな」

 

 

05

 

 

「なにっ!ジェシカがさらわれただと!」

 

「ジェシカ?!」

 

「ああ、幼馴染だ。マッドギアめ、俺がぶっつぶしてやるぜ!」

 

「なんと卑怯極まりない!拙者も助太刀いたす」

 

 

※本文ママ

 

 

 

 

【基礎知識】

 

 

 

カプコン発、ベルトスクロールアクションの金字塔。

 

システムだけなら『ダブルドラゴン(テクノスジャパン)』の方が先だけど、

ゲーム界に定着させたのはこの『ファイナルファイト』だと思う。

 

ゲーマーにとっては、もはや説明なんて要らないくらい超有名タイトルで、

3人のキャラクターから1人を選んで様々な攻撃を駆使しながらステージを進み、

最後にジェシカを助けるお話。

 

 

そして、その3人のキャラクターの個性がまたスゴイ。

 

 

ちなみに、開発当初の名前は『ストリートファイター'89

ホントは『ストリートファイター』の続編で作られていたのだけど、諸々の事情で

その案はなくなり、現在のファイナルファイトとして発売された経緯がある。

 

後のスト2の成功をみても、これは正解だったと思う。(´―`)

 

 

 

 

3人のナイスガイ】

 

 

 

さて、このゲームのプレイヤーキャラである3人の男達を紹介しよう。

 

 

 

《コーディー・トラバーズ》

 

 

普通には生きられない男

 

白いTシャツに青のジーンズという、いかにもアメリカンな若者。

 

たぶん主人公なんだと思うけど・・・他のキャラが濃すぎて影が薄い気も。

 

とりあえず、基本的にオールマイティな彼は初心者向きと言える。

 

パンチもそこそこ早いし、ナイフでサクサクできるのも彼の特徴。

 

あとは、正座アタッk・・・もとい、ニードロップで十分。

 

 

 

《ガイ--

 

 

武神流忍法57代伝承者

※これは'90年発売のサントラ付属の情報。wikiでは39代との説もあり。

 

 

先代の是空(ぜくう)によって、更生させられた過去をもつ(らしい)

 

所謂「あしたのジョー」みたいなものかな・・・?

 

そして、やんちゃ坊主・コーディーの友人であり、職業(?)としては忍者

 

 

外見からは特に忍者らしい部分は見当たらないけど、壁から三角飛びできることと

日本刀の攻撃判定が大きくなるのは一応忍者なのかなぁ、って気もする。

あとは、攻撃スピードがトップクラスってことくらい。

 

とりあえずござる、ござる」言ってないでニンニン言えばいいのに。

 

 

・・・ほ〜ら、一気に忍者らしくなっt

 

 

あとは、SFC移植の際、姿を消す忍術を披露したくらいかな。

※後日まさかのタイトルに名前入りで復活したけども。

 

 

まぁ、これには泣いたユーザーも多かったと思う。(´-ω-`)

 

 

 

《マイク・ハガー》

 

 

戦う市長

 

 

激しくマッチョな市長。

 

 

・・・以上!

 

 

 

というのは、あんまりだから少し説明つけておくと、

ジェシカの父親で元ストリートファイター&元プロレスラーの肩書がある。

 

 

しかし、脳筋の彼がどうやって政策を考えてるんだろう・・・?

 

 

ああ、筋肉ルーレット?・・・いやいや、まさか。(´-ω-`)

 

 

まぁ、彼の特徴はなんと言ってもムダにパワフルな力技だと思う。

 

 

タケコプターよろしく、ぐるぐる回る

 

ダブルラリアット!

頭につければ飛べるかもしれない。

 

 

脳天直撃、思ったより身軽に飛ぶ

 

フライングパイルドライバー!

想像以上に股間に挟まれている。

 

 

やけに楽しそうな殺人セクハラジャンプ

 

フライングボディアタック!

バンザイアタックの親戚とか。

 

 

とまぁ、基本プロレスっぽい技がメイン。

 

 

ちなみに、ライバルはザンギ・F・不二雄(仮名)

 

 

彼のおかげで格闘ゲームのマッチョ枠を奪われ続けた恨みは忘れない。

 

 

 

 

【ヒーローたちのその後】

 

 

 

ベルガー(ラスボス)を倒して、ジェシカを救いだしたコーディーたち。

 

しかし、コーディーはジェシカから逃走。(;゚Д゚)

 

そのあとジェシカが追ってきて「なぜ、逃げるの?」とひとこと。

 

そして、ガイはコーディーに積年の恨・・・もとい、友人として叱咤激励を!

 

・・・のはずが、

 

クチで言ってもムダと思ったのか、一連のコンボを全段当てていった。

 

このときの恨みが、後々コーディーの心を変貌させていくのである。(ウソイケナイ)

 

 

それで、コーディーはこう答える。

 

「俺は、普通には生きられない男だ。・・・いいなら来い!

誰にもできん生きかたをさせてやる!ジェシカ」

 

そして、画面は2人の足元へクローズアップ。

 

背伸びしたジェシカの足元が映ってハッピーエンド!

 

 

・・・のはずもなく。

 

 

『ストリートファイターZERO3』からのコーディーは、ケンカに明けくれた末に

 

傷害罪で逮捕、投獄される。

 

 

そして、ジェシカも愛想を尽かし逃げt (´ω`;)

 

 

ほんとすごいなぁ、ファイナルファイト。

 

 

略してFF。

 

 

ファイナルって付くゲームは『やめられない』って意味なのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

〜 あとがき 〜

 

 

今回はカプコンの超有名ACTファイナルファイト」をホント僭越ながら

アレンジしてみた。

 

名曲ばかりの中からどの曲をアレンジするか悩んだけど、誰でも聞き覚えの

ある、キャラクターセレクト〜1面の最初にかかるBGMをチョイス。

 

さて、気づいていると思うけど、今回のアレンジは絶妙にPODっぽくない。

・・・ほんと調子に乗りすぎt (´-ω-`)

 

言いわけさせてもらうと、キャラセレはリズムとベースくらいしかないから、

他に音を足さないと露骨に原曲そっくりになってしまう。

それと、1BGMはサントラに『月の摩天楼』というタイトルでアレンジが

収録されていて、こちらは1面のスラムではなく3面のウエストサイドを

イメージしている雰囲気があったから「それじゃこっちはスラムにしよう

ということで、ブラス系を絡めて少々ハデにやってみた。(´―`)

 

まぁ、賢明なゲーマー諸君は「え、MEGA-CD版は?」等とボヤいているかも

しれないけど、それはそれ、これはこれ。

 

しかし、PODではそれとも違う雰囲気にしないとならないから、いつもどおり

数秒悩んだ結果「自分がカッコイイと思う要素を詰めればいいや」と、

お気楽にスタート。(もうこの時点でPOD的発想ゼロ)

 

サントラ付属の楽譜がまったく役に立たなかったのを除けば、好きにやれた

ぶんすぐに完成した。考えてみると、好き放題アレンジしたのは久しぶりで、

中々楽しかった。

 

最終的に、肉体派のケンカより少々クールな印象が強くなってしまったけど、

そういうのもありかな、ってことで楽しんでくれれば幸い。(´―`)

 

 

2014.5.31 RAYSLAY

 

 

作戦司令部に帰還する

 

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