Project OverDrive
DOUBLE DRAGON
― 昨日の友は今日の敵MIX
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【ストーリー】
功夫道場を営む『リー兄弟』が
『ブラック・ウォリアーズ』に誘拐された恋人のマリアンを助けにいく。
よくあるお話。
【基礎知識】
まず、リー兄弟について考えてみよう。
ビリー・リーとジミー・リーの2人だ。
1Pが主人公のビリーで2Pがジミーを操作できる。
しかし、ファミコン版では見事に1人用になっていたから、
ちっとも、ダブルドラゴンではなかったような。(´-ω-`)
むしろ、ひとりドラゴン。
ドラゴンひとり。
なんかの芸人っぽい。
まぁ、レベル制にしたり新キャラを出したりと工夫はあったけれど、
アーケードからのユーザーには少々物足りなかったかもしれない。
それから、冒頭であっさり連れ去られたマリアンも実は
双截拳(そうせつけん)の使い手という肩書がある。
しかも、道場の女子部師範代。
双截拳・・・ホントに強いんだろうか。(;゚ω゚)
実際、拳法というにはケンカに近いスタイルだし、
なにより最強の攻撃が肘打ちって・・・。
もう「斬A拳!(一部伏せてあります)」とか言えばいいのに。
・・・まぁ、色々あっても野心作には違いないわけで、
同社の『熱血硬派くにおくん』と共にベルトスクロールアクションという
ジャンルを確立した功績は大きい。
あの名作『ファイナルファイト』さえも、ここから始まったといっても過言ではない。
【ゲーム進行】
全4ステージ構成で1面はスラム街から始まる。
最初のガレージにある車は『ロードブラスター』のインターセプター。
別の会社のゲームだけどディレクターが同一人物だからイイのだろうか。
ちなみに、1面のボスはモヒカン黒人『アボボ』
アボボ!
面白い名前だから二度言った。
意味はない。
続いて2面は工場地帯で、ボスは自分の色違いかつ技も同じ『ジェフ』
双截拳の伝承って・・・大丈夫なんだろうか。
簡単にパクられているじゃない。
もう、いっそ3人でトリプルドラゴンとかやっちゃえ。
そんでもって
ビリー「このベルトコンベアから落ちたらどうなるんだ?」
※死にます
ジミー「試してみようぜ」
ビリー「よし、俺がやる!」
ジミー「いや、俺がやる!」
ジェフ「いやいや、俺が!」
ビリー&ジミー「どうぞ、どうぞ」
って、話が逸れた。
3面の森林は前半後半に分かれていて、ちょいと長丁場になる。
ボスは緑色の『アボボ』
残念ながら電気はださないし、ローリングもしない。
※遠い親戚かもしれない。
ラストステージは敵の本拠地である大要塞。
ここはとにかくトラップが多い上に、くらうと非常にダメージが大きい。
特にミノさん (もんたではない)の像に付いてる長槍はほぼ即死で、
のんびりしてるとボコボコにされる可能性大。
ラスボスはマシンガンで攻撃してくる『ウィリー』
それと、ボス戦の背景をよくみると『斉藤(開発者)』の文字が隠れている。
先のインターセプターといい、遊び心の多いスタッフに乾杯。
ちなみに、今聴いてもらっている曲はここで流れる。
ラストでタイトルと同じ曲が流れるっていうのは実にカッコイイ演出!(´―`)
映画やアニメでもよく使われる手法だけど、当時のゲームでは珍しかったと思う。
【昨日の友は今日の敵】
死闘の末、ウィリーを倒したリー兄弟。
そして、吊るされているマリアンを助ける・・・のかと思いきや。
ビリー「マリアン!いま助けるぞ!」
ジミー「ちょっとまったぁ!」
ここで何故かねるとんタイム突入。
そして
ここまで協力してきたプレイヤー同士で殺し合いとか・・・。
ヤンノカコラ…。(#゚Д゚) vs (´д`;) …。
というか、それ以前にマリアンの意思はどうなんだろう。
元々はビリーの恋人のハズだけど。
マリアン「うーん、じゃ、勝った方で」
・・・左様ですか。
【結果】
ダブルドラゴン2のオープニングで
マリアン射殺
これはきっと負けた方の呪いにちがいない。
それじゃ、続きはウェ・・ゲームで!(´―`)
〜 あとがき 〜 今回はテクノスジャパンの名作アクション『ダブルドラゴン』から メインテーマをアレンジしてみた。 この曲は多くのアレンジが存在しているからPODらしくない選曲だけど、 リクがそこそこあったのと、多くのアレンジがギターをガンガン鳴らす メタルっぽいのばかりだから、個人的にはもう少しゲーム音楽っぽいのが いいと思ったワケで。 今回アレンジの基準は1987年にカセットで発売された公式アレンジで、 足りない音は移植版の曲からいくつかフレーズを拾ってみた。 コードは少しだけ勝手にやらせてもらった部分もあるけど、基本的に原曲を 破壊しないというのがPODのポリシーだから、ほとんど原曲に忠実。 とりあえず、当時のマニアも納得できるアレンジになったと思う!(´―`) 2014.4.5 RAYSLAY |
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