eye to eyes

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-カラーフェスティバル- Kathmandu

カトマンドゥではフレンドリーGHに宿をとっていたいつも長電話ばかりしているちょっと?太ったねーちゃんが経営している。今日はホーリー。別名カラーフェスティバルとも言い、朝から色粉を入れた水フーセンが街中飛回る、我々旅人を見つけようものなら集中砲火は免れない。朝から昼ぐらいがピークで戦闘が終りかけた頃合を観て恐る恐る屋上へ行ってみた。戦闘も大方終り、周りの屋上ではみんな踊り、おのおの勝利の雄叫びを挙げていた。辺はギャグ映画でペンキをぶちまけた有様で気が付かぬうちに僕のジャンバーも真っ黒になっていた。今もその時の色が落ちずにコビリ付いている。


-ホーリーの後で- Kathmandu

再度部屋に戻り有り合わせのビニール袋でカメラをグルグル巻にし街にくり出してみる。何時水フーセンが飛んでくるかわからない。おっかなびっくりであるがどうやら完全に終わったらしく街は平常心を取り戻してはいたが頭から足までカラフルなピエロ達が練り歩いていた。いつもは露店で賑わうダルバール広場も今日は店もマバラで広場の隅では人がたかり何か(多分供物)を燃やし手を合わせていた。まるで正月に一年世話になったお札を燃やしている様にもみえた。また、その一方では戦闘を終えた子供達がたたずんでいた。


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 N,TAKABE