ドコモバの世界
ドコモバの世界

登録ソフトの導入

 ここでは、テキスト・ブラウザーの導入を 例に「登録ソフトの導入方法」をご紹介します。


1.Mobile Gear STATION経由の導入

 [前提]赤外線通信ポートを持つPC、またはPCとシリアル通信用の「PC接続用RS-232Cケーブル(別売り)」が必要です。シリアル通信を行う場合には事前にPC&ドコモバをケーブル接続しておいてください。(ここでいうPCとは「PC/AT(DOS/V)互換機」またはNEC-PC98シリーズのことです。)
 
 1−1.PCでNEC社モバイルギアのダウンロードのページから「Internet Text Browser」をダウンロードします。(「tbbrz.lzh」をクリックし、ディスクに保存する。)
 1−2.ダウンロードした「tbbrz.lzh」をLHA等の解凍ユーティリティを使用して解凍します。
Windows95 & LHA.EXEを利用する場合の例】
 1.「MS-DOSプロンプト」を起動します。
 2.以下のコマンドを順に実行します。
  |C:\WINDOWS>CD \WORK		:「tbbrz.lzh」を保存したディレクトリに移動
  |C:\WORK>LHA E TBBRZ.LZH		:圧縮ファイルの解凍実行
 1−3.ドコモバ添付の「Mobile Gear STATION」を導入し、「ソフト登録」を起動します。
 1−4.[通信設定(C)]ボタンをクリックし、ご自分の環境に合わせて設定します。
 1−5.操作をドコモバに移し、[AP切換]-[PC接続]を実行し、通信経路(赤外線、シリアル)を選択後、[開始](f4)キーを押下します。(赤外線の場合にはPCとドコモバの赤外線ポート同士を近づけてください。)
 1−6.PCに戻り、登録先メモリ(本体メモリ/メモリカード)を選択し、1−2で解凍したドライブ&ディレクトリを指定し、「Text Browser for Mobile Gear 2」を選択して、[実行]ボタンをクリックします。
 1−7.ドコモバのメニューから「登録ソフト」を実行し、結果を確認します。
 
 [注意]ドコモバの赤外線通信機能は独自仕様のため、NEC-PC98シリーズ以外のPCでは接続できないことがあります。


2.メモリーカードへの直接導入

 [前提]メモリー・カードとカード・スロット(PCMCIA TYPE2)を持つPCが必要です。また、メモリーカードは事前にドコモバの「メモリーツール」機能で「カード初期化」を実行しておく必要があります。
 
 2−1.NEC社モバイルギアのダウンロードのページから「Internet Text Browser」をダウンロードします。(「tbbrz.lzh」をクリックし、ディスクに保存する。)
 2−2.メモリーカードをPCに挿入します。
 2−3.PC上でダウンロードした「tbbrz.lzh」をLHA等の解凍ユーティリティを使用して解凍します。
Windows95 & LHA.EXEを利用する場合の例】
 1.「MS-DOSプロンプト」を起動します。
 2.以下のコマンドを順に実行します。
  |C:\WINDOWS>CD \WORK		:「tbbrz.lzh」を保存したディレクトリに移動
  |C:\WORK>LHA E TBBRZ.LZH		:圧縮ファイルの解凍実行
 2−4.上記2−3で解凍したファイルをメモリーカードの「\登録ソフト(←ソフトは半角)」ディレクトリーにコピーします。(「登録ソフト」ディレクトリがメモリーカードのルート・ディレクトリ(一番上のディレクトリ、「DATA」や「共有」ディレクトリがあるところ)に存在しない場合には新たに作成します。)
メモリーカードがEドライブの場合の例】 :ドライブはマイコンピュータで確認する
 1.「MS-DOSプロンプト」を起動します。

 2.以下のコマンドを順に実行します。
  |C:\WINDOWS>CD \WORK		:「tbbrz.lzh」を解凍したディレクトリに移動
  |C:\WORK>E:			:Eドライブ(メモリー・カード)に移動
  |E:\>CD \				:ルート・ディレクトリに移動(念のため)
  |E:\>DIR				:「登録ソフト」ディレクトリが存在するか確認
  |E:\>MD 登録ソフト(←ソフトは半角)	 :「登録ソフト」ディレクトリを作成(ない場合のみ)
  |E:\>CD 登録ソフト(←ソフトは半角)	 :「登録ソフト」ディレクトリに移動
  |E:\登録ソフト>C:			 :Cドライブ(HDD)に移動
  |C:\WORK>COPY *.* E:		:E:\登録ソフトへ全ファイルをコピー
  |C:\WORK>E:			:Eドライブ(メモリー・カード)に移動
  |E:\登録ソフト>DEL TBBRZ.LZH	 :不要ファイルの削除
  |E:\登録ソフト>DEL KTEXTBRZ.DOC	 :不要ファイルの削除


 3.ファイル一覧を表示し、必要なファイル(TEXTWWW2.UHP,TBBRZ2.DLL,TBBRZ2.EXE,TBCOM2.DEF,
   TBCOM2.DLL,TBCOM2.EXE,TBINIT2.SYS,TBURL2.EXE)が存在するか確認します。
  |E:\登録ソフト>DIR			 :ファイル一覧の表示

 4.以下のコマンドを実行し、MS-DOSプロンプトを終了します。
  |E:\登録ソフト>EXIT		 :コマンド・プロンプト終了
 2−5.Windows95のタスクバーの「PCカード(PCMCIA)の状態」アイコンをマウスの左ボタン・クリックし「スタンダードIDE/ESDIハード ディスク コントローラの中止」を選択(クリック)します。
 2−6.「このデバイスは安全に取り外せます。」が表示されたら、OKボタンを押下し、メモリーカードを引き抜きます。
 2−7.取り出したメモリーカードをドコモバに挿入し、メニューから「登録ソフト」を実行し、結果を確認します。
 2−8.必要に応じて「登録ソフト一覧」画面で[登録(f2)]を実行し、カードから本体メモリーへ再登録します。


3.NIFTY-Serveからの導入

 [前提]NIFTY-Serveへの入会が必要です。(事前に入会を済ませておいてください。)
 
 3−1.パソコン通信を起動します。
 3−2.「NIFTYマニュアル操作」を選択し、[接続 (f4)]キーを押下します。
 3−3.「NEC Information Center Forum」へジャンプします。
(>で GO FNECINFOと入力後、[リターン]キー押下)
 3−4.表示されたメニューから「データライブラリ」を選択します。
(>で 4と入力後、[リターン]キー押下)
 3−5.データライブラリの一覧から「モバイルギアAPコーナー」を選択します。
(>で 16と入力後、[リターン]キー押下)
 3−6.データライブラリで「1:データ一覧」を選択します。
(>で 1と入力後、[リターン]キー押下)
 3−7.データ一覧表示後、以下のファイルを選択します。
  124  KYI04130 97/07/25     215  587 B tbcom2  .def#8
  123  KYI04130 97/07/25  234034  543 B tbcom2  .exe#7
  122  KYI04130 97/07/25  194044  525 B tbbrz2  .exe#6
  121  KYI04130 97/07/25   71439  529 B tburl2  .exe#5
  120  KYI04130 97/07/25    6656  533 B tbcom2  .dll#4
  119  KYI04130 97/07/25   10240  525 B tbbrz2  .dll#3
  118  KYI04130 97/07/25   32054  542 B tbinit2 .sys#2
  117  KYI04130 97/07/25   13217  581 B textwww2.uhp#1
(>で 117-124 と入力後、[リターン]キー押下)
 3−8.「処理 (1:ダウンロード S:次データ E:終了)」画面で「1:ダウンロード」を選択します。
(>で 1と入力後、[リターン]キー押下)
 3−9.「プロトコル (1:XMODEM 2:BPLUS E:終了)」画面で「2:BPLUS」を選択します。
(>で 2と入力後、[リターン]キー押下)
 3−10.「ファイル名 (改行のみで終了)」画面で「データ名:********.***#1」と書かれている部分を参考に名前(********.***の部分)を入力します。[注意] この名前を間違うと登録ソフトとして認識されません。
(>で ********.***と入力後、[リターン]キー押下。(例えば、TEXTWWW2.UHPと入力)
 3−11.「−ダウンロード開始−」と表示されたら、[Shift]+[f・5]キーを押下し、フォルダ名に「受信BOX」、プロトコル選択で「BPLUS」を選択し、[確定(f4)]を押下。
 3−12.「ファイル転送正常終了」画面で[リターン]キーを押下。
 3−13.「文書名とファイル名を変更しますか?」画面で[いいえ]を選択。([N]キーを押下)
 3−14.上記3−8から3−13を繰り返します。
 3−15.ダウンロード終了後(「データライブラリ (1:データ一覧 2:検索 3:アップロード(無料) 4:ダウンロード E:終了)」が表示されたら)、NIFTY-Serveを切断します。
(>で BYEと入力後[リターン]。*で OFFと入力後[リターン])
 3−16.パソコン通信を終了します。
 3−17.登録ソフト一覧を表示します。([AP切換]キーを押下後、[登録ソフト(K)]を選択)
 3−18.登録ソフト登録画面を表示します。([登録(f2)]キーを押下)
 3−19.登録元に「受信BOX」、登録先に「本体」または「カード」を選択、タイトルで「Text Browser for Mobile Gear 2」を選択(カーソル移動後、[スペース]キー押下)後、実行([リターン]キー押下)します。
 3−20.登録画面を終了します。([ESC]キー押下)


4.E-Mail経由の導入(PCから自分宛にメールを送信し、ドコモバで受信する)

 [前提]インターネットに接続でき、e-mailの送信できるPC(DOS/V系またはPC98)が必要です。また、ドコモバの電子メール(インターネット)が受信できるように設定しておく必要があります。
 
 4−1.PCでNEC社モバイルギアのダウンロードのページから「Internet Text Browser」をダウンロードします。(「tbbrz.lzh」をクリックし、ディスクに保存する。)
 4−2.VECTORのUUEXページから「UUEX」をダウンロードします。(「UUEX_25.LZH」をクリックし、ディスクに保存する。)
 4−3.ダウンロードした「tbbrz.lzh」,「UUEX_25.LZH」をLHA等の解凍ユーティリティを使用して解凍します。
 4−4.「UUEX_25.LZH」解凍後にできる「UUEX.CFG」を削除、または別の名前にリネームします。
 4−5.上記4-3&4-4を実行したディレクトリーで以下のコマンドをMS-DOSプロンプトから順に実行します。(uuencodeしたTXTファイルを作成する。)
  UUEX TEXTWWW2.UHP > TB1.TXT
  UUEX TBBRZ2.DLL > TB2.TXT
  UUEX TBBRZ2.EXE > TB3.TXT
  UUEX TBCOM2.DEF > TB4.TXT
  UUEX TBCOM2.DLL > TB5.TXT
  UUEX TBCOM2.EXE > TB6.TXT
  UUEX TBINIT2.SYS > TB7.TXT
  UUEX TBURL2.EXE > TB8.TXT
 4−6.作成した8つの「TB*.TXT」を全てエディタで以下の例を参考に編集&変更します。
(「begin」→「u-begin」、「end」→「u-end」に変更する。)

変更前
 begin 644 tbcom2.def
 M6U1Y<&5=#0I+0@T*6U1I=&QE70T*5&5X="!"  M1V5A  M6C(N15A%#0I40D)26C(N1$Q,#0I40E523#(N15A%#0I40DE.250R+E-94PT*L 
 M5$585%=75S(N54A0#0I;5$U070T*1#I<4UE37%1"0T]-+DE.20T*6U5315)$; 
 C051!70T*1#I<5$)435!<*BXJ#0I!.EQ40E1-4%PJ+BH-"AI.; 
 ``
 end
 size 215

変更後
 u-begin 644 tbcom2.def
 M6U1Y<&5=#0I+0@T*6U1I=&QE70T*5&5X="!"  M1V5A  M6C(N15A%#0I40D)26C(N1$Q,#0I40E523#(N15A%#0I40DE.250R+E-94PT*L 
 M5$585%=75S(N54A0#0I;5$U070T*1#I<4UE37%1"0T]-+DE.20T*6U5315)$; 
 C051!70T*1#I<5$)435!<*BXJ#0I!.EQ40E1-4%PJ+BH-"AI.; 
 ``
 u-end
 size 215
 4−7.e-mail用のメーラーを起動します。(必要であればダイヤルアップ接続をします。)
 4−8.メールを新規作成し、宛先に自分のメール・アドレスを指定します。
 4−9.タイトル(件名)に「TB1.TXT」と入力します。
 4−10.上記4-6.で変更した「TB1.TXT」ファイルをエディタで開き、内容を全て選択(メニュー[編集]+[すべて選択])&コピー(Ctrl+C)し、作成中のメールに張り付け(Ctrl+V)ます。(注意:メールの中身は張り付けたもののみにしてください。)
 4−11.メールを送信します。
 4−12.「TB1.TXT」を「TB2.TXT」〜「TB8.TXT」に変え、上記4-8から4-11を繰り返します。(合計8通の自分宛メールを送信します。)
 4−13.メーラーを終了します。(ダイヤルアップ接続した場合は切断します。)
 4−14.ドコモバ側に移り、電子メールを起動し、受信を実行します。(f5キー押下)
 4−15.受信が終了したら、受信BOXに送信した8つのファイル名が存在することを確認します。(TEXTWWW2.UHP, TBBRZ2.DLL, TBBRZ2.EXE, TBCOM2.DEF, TBCOM2.DLL, TBCOM2.EXE, TBINIT2.SYS, TBURL2.EXE)
 4−16.登録ソフト一覧を表示します。([AP切換]キーを押下後、[登録ソフト(K)]を選択)
 4−17.登録ソフト登録画面を表示します。([登録(f2)]キーを押下)
 4−18.登録元に「受信BOX」、登録先に「本体」または「カード」を選択、タイトルで「Text Browser for Mobile Gear 2」を選択(カーソル移動後、[スペース]キー押下)後、実行([リターン]キー押下)します。
 4−19.登録画面を終了します。([ESC]キー押下)
 
 [注意]送受信サイズが約780KBになりますので、携帯電話で受信する場合には夜間に行うことをお勧めします。


5.その他の方法

 5−1.既にメモリカードに「テキストブラウザ」を導入している友達を探し、メモリカードから本体メモリーに登録してもらう。
 5−2.モデムカードを所有しているのであれば、モデム直結する。(説明略)


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