ドコモバの世界
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モデムカードによる連続通信

 ドコモバで一般電話やグレ電(ISDN公衆電話)を利用する場合には、別途モデムカードを購入し 使用しなければなりませんが、このモデムカードは大量の電力を消費し、特に通信速度の早い 28,800bps以上のモデムカードを利用する場合には、非常に短時間でバッテリー切れになってしまいます。 そこで、ここではアルカリ乾電池、ドコモバ付属の専用充電池とで、モデムカードを利用した連続通信が どの位の時間 可能なのか計測してみました。

前提条件
 1.新品乾電池を装着&電源ON後、通信を開始し、自動通信切断&バッテリー容量警告メッセージが表示されるまでの時間を計測します。
 2.モデムカードはIBM製Double Jack Modem [28,800bps:X-JACK(Megaherts社OEM]を利用して計測します。
 3.通信はテキストブラウザーを使用して、ダイヤルアップ接続後、「NEC社MobileGearダウンロード・ページ」よりテキストブラウザ(TBBRZ.LZH)を手動で連続ダウンロードします。
 4.室温は約摂氏22度の環境でテスト&計測します。
 5.計測は1度のみ行います。数回計測した結果の平均ではありませんので、多少の誤差はご了承ください。


計測結果

 電池種別   連続通信 
可能時間
 備 考 
 アルカリ乾電池  7分 SONY製 STAMINA (ドコモバ標準添付) 
12分 SANYO製 NEO ALKALINE (30個 \1,800) 
 専用充電池  71分 L0まで放電後、12時間充電 


電池使用の運用方法

 アルカリ乾電池と専用充電池の通信時間の差には本当に驚かされました。 少なくとも今回のテストに使用したモデムカードを利用する場合には専用充電池が必須と言えます。 また、今回のテスト以前は専用充電池をメインに、アルカリ乾電池を予備として利用してきましたが、 今後は専用充電池をもう一つ購入し、電池切れになったら交換するという運用方法をとろうと思っています。


その他

 上記 計測後、ドコモバの電源をOFF&ONすることにより、再度モデムを利用した通信が 可能ではありましたが、約1分程度で自動的に通信が切断され、警告メッセージが表示されてしまいました。 なお、この状態でのバッテリー容量は「L2」状態(「L3」と表示されることもある)なので、 通常のワープロ、表計算等の利用、携帯電話を利用した通信は可能でした。


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