早春賦            

            作詞 吉丸一昌  作曲 中田 章  編曲 中田 喜直


            春は名のみの 風の寒さや
            谷の鶯 歌は思えど
            時にあらずと 声も立てず
            時にあらずと 声も立てず


            氷解け去り 葦は角ぐむ
            さては時ぞと 思うあやにく
            今日もきのうも 雪の空
            今日もきのうも 雪の空


            春と聞かねば 知らでありしを
            聞けば急かるる 胸の思いを
            いかにせよとの この頃か
            いかにせよとのこの頃か