混声合唱のための童謡メドレー
いつの日か
カワイ出版 編曲 源田 俊一郎
1.しゃぼん玉
作詞 野口 雨情 作曲 中山 晋平
しゃぼん玉、とんだ。
屋根までとんだ。
屋根までとんで、
こわれて消えた。
しゃぼん玉、消えた。
飛ばずに消えた。
うまれてすぐに、
こわれて消えた。
風、風、吹くな。
しゃぼん玉、とばそ。
2.揺籃(ゆりかご)のうた
作詞 北原 白秋 作曲 草川 信
揺籃のうたを、
カナリヤが歌う、よ。
ねんねこ、ねんねこ、
ねんねこ、よ。
揺籃のうえに、
枇杷(びわ)の実が揺れる、よ。
ねんねこ、ねんねこ、
ねんねこ、よ。
13曲の童謡で構成されています。出来たところから公開しておりますが、全曲で約24分程になる見込みであるため、1曲づつお好きな曲も聴けるようにしてあります。(前のページで曲名をクリックしてください)
3.叱られて
作詞 野口 雨情 作曲 本居 長世
叱られて
叱られて
あの子は町まで お使いに
この子は坊やを ねんねしな
夕べさみしい 村はずれ
こんときつねが なきゃせぬか
叱られて
叱られて
口には出さねど 眼になみだ
二人のお里は あの山を
越えてあなたの 花のむら
ほんに花見は いつのこと
4.七つの子
作詞 清水 かつら 作曲 弘田 龍太郎
烏(からす) なぜ啼(な)くの
烏は山に
可愛七つの
子があるからよ
可愛 可愛と
烏は啼くの
可愛可愛と
啼くんだよ
山の古巣に
いって見て御覧
丸い眼をした
いい子だよ
5.夕焼小焼
作詞 中村 雨紅 作曲 草川 信
夕焼小焼で 日が暮れて
山のお寺の 鐘がなる
お手々つないで 皆かえろ
烏(からす)と一緒に 帰りましょう
子供が帰った 後からは
円い大きな お月さま
小鳥が夢を 見る頃は
空にはきらきら 金の星
6.月の沙漠
作詞 加藤 まさを 作曲 佐々木 すぐる
月の沙漠を、はるばると
旅の駱駝(らくだ)がゆきました。
金と銀との鞍置いて、
二つならんでゆきました。
(中間の歌詞は編曲されておりません)
砂丘を越えて行きました。
黙って、越えて行きました。
7.証城寺の狸囃子
作詞 野口 雨情 作曲 中山 晋平
証、証、証城寺
証城寺の庭は
ツ、ツ、月夜だ
皆出て来い来い来い
己等(おいら)の友達ア
ぽんぽこぽんのぽん
負けるな、負けるな
和尚さんに負けるな
来い、来い、来い、来い来い来い
皆出て、来い来い来い
証、証、証城寺
証城寺の萩は
ツ、ツ、月夜に花盛り
己等は浮かれて
ぽんぽこぽんのぽん
8.汽車のうた
汽車ぽっぽ
作詞 本居 長世 作曲 本居 長世
お山の中行く 汽車ぽっぽ
ぽっぽ ぽっぽ
黒いけむを出し
しゅ しゅ しゅ しゅ
白いゆげふいて
きかんしゃと きかんしゃが
まえ引き あと押し
なんだ坂 こんな坂
なんだ坂 こんな坂
とんねる鉄橋 ぽっぽ ぽっぽ
とんねる鉄橋
しゅ しゅ しゅ しゅ
*とんねる鉄橋 とんねる鉄橋 *の歌詞は編曲されておりません
*とんねる とんねる
*とん とん とんと のぼりゆく
汽車ポッポ
作詞 富原 薫 作曲 草川 信
汽車 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
僕等をのせて シュッポ シュッポ
シュッポッポ
スピード スピード 窓の外
畑も とぶ とぶ 家もとぶ
走れ 走れ 走れ
*鉄橋だ 鉄橋だ たのしいな *の歌詞は編曲されておりません
汽車
作詞 乙骨 三郎 作曲 大和田 愛羅
遠くに見える村の屋根、
近くに見える町の軒。
森や林や田や畠、
後へ後へと飛んで行く。 (2番のみ)
9.みかんの花咲く丘
作詞 加藤 省吾 作曲 海沼 実
みかんの花が 咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船が遠く かすんでる
黒い煙を はきながら
お船はどこへ 行くのでしょう
波にゆられて 島のかげ
汽笛が ぼうと 鳴りました
10.どんぐりころころ
作詞 青木 存義 作曲 梁田 貞
どんぐりころころ ドンブリコ
お池にはまって さあ大変
どじょうが出て来て 今日は
坊ちゃん一緒に 遊びましょう
どんぐりころころ よろこんで
しばらく一緒に 遊んだが
やっぱりお山が 恋しいと
泣いてはどじょうを 困らせた
11.里の秋
作詞 斎藤 信夫 作曲 海沼 実
静かな 静かな 里の秋
お背戸に 木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんと ただ二人
栗の実 煮てます いろりばた
明るい 明るい 星の空
鳴き鳴き 夜鴨の渡る夜は
ああ 父さんの あの笑顔
栗の実 食べては 思い出す
12.あの町この町
作詞 野口 雨情 作曲 中山 晋平
あの町 この町、
日が暮れる 日が暮れる。
今きたこの道、
かえりゃんせ かえりゃんせ。
お家が だんだん、
遠くなる 遠くなる。
今きたこの道、
かえりゃんせ かえりゃんせ
13.赤とんぼ
作詞 三木 露風 作曲 山田 耕筰
夕やけ小やけの 赤とんぼ
負われて見たのは いつの日か
山の畑の 桑の実を
小籠に摘んだは まぼろしか
十五で姐や(ねえや)は嫁に行き
お里のたよりも 絶えはてた
夕やけ小やけの 赤とんぼ
とまっているよ 竿の先