作詩 伊藤 海彦 作曲 大中 恩
2.霧のなかで
だれもが ひとり 霧の なかで
波うつ 尾根の 霧の なかで
霧の なかで 私は さがす
私の ための ひとつの道を
霧の なかで 私は さがす
私を 生かす ひとつの ことば
霧の なかで 私は さぐる
草むら ふかく うもれた 道を
霧の なかで 私は すがる
つめたく ぬれた まづしい 夢に
だれもが ひとり いつも ひとり
流れる 尾根の 霧の なかで
霧の なかで 私は まもる
ひとつの 心 ひとつの 歌を
霧の なかで 私は ふれる
はじめて ふれる はるかな ものに
・・・・・そっと ふれる
はるかな ものに