「ドイツ・ミサ曲」D 872
フランツ・シューベルト(1827 年作曲)
Zum Gloria(栄光の歌))
栄光、栄光が神にありますように、いと高きところに!
祝福された天の大軍は歌います。
栄光、栄光が神にありますように、いと高きところに!
地から生まれたわたしたちもまた、どもりつつ言います。
わたしはただ驚くばかり、
驚きの中で喜びがこみ上げてきます。
全世界の父よ! それでもわたしはともに加わります──
栄光が神にありますように、いと高きところに!
栄光、栄光が神にありますように、いと高きところに!
輝く星の軍勢が告げます。
栄光、栄光が神にありますように、いと高きところに!
空はさやぎ、海はどよめきます。
造られたものすべてが賛美する果てしない合唱が
永遠の感謝の歌を高らかに歌います。
栄光、栄光が神にありますように、いと高きところに!
Ehre, Ehre sei Gott in der Hohe
Singet der Himmlischen selige Schar.
Ehre, Ehre sei Gott in der Hohe!
Stammeln auch wir, die die Erde gebar.
Staunen nur kann ich
und staunend mich freu’n;
Vater der Welten! doch stimm’ ich mit
ein: Ehre sei Gott in der Hohe!
Ehre, Ehre sei Gott in der Hohe!
Kundet der Sterne strahlendes Heer.
Ehre, Ehre sei Gott in der Hohe!
Sauseln die Lufte, brauset das Meer.
Feiernder Wesen unendlicher Chor
Jubelt im ewigen Danklied empor:
Ehre sei Gott in der Hohe!!